稀代のモテ車!ボルボ XC60 D4で1500キロ走破|北三陸”あのドラマの舞台”を巡る[北海道・東北 ぶらり寄り道 大回りの旅 後編](3/4)
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:小林 岳夫
海女さんの素潜り実演がみられるのは夏の間だけ
ここまで来たのですから、本物の「北限の海女さん」を見に行かないことには始まりません。ドラマでは「袖が浜」と呼ばれた漁港は小袖漁港といい、久慈駅からクルマで10キロ弱、20分も走ればドラマで観たあの場所が広がります。当日も多くのお客さんで盛り上がりを見せていました。ドラマのヒットをきっかけに、5年経った今も安定した観光資源となっている様子でした。
小袖海女センターでは、毎年夏場の7月~9月末まで海女の素潜り実演を観ることが出来るほか、海女さんがその場で獲ったばかりの殻つきウニをその場で頂くことも出来るのです!
わ、ドラマのまんま!
今にも弥生さんやかつ枝さん(通称:メガネ会計ババア)らの声が聞こえてきそう・・・
<小袖海女センター>
■岩手県久慈市宇部町24-110-2
ドラマで観たあの堤防の風景が拡がる
主人公アキが飛び込んだあの堤防も、潜りを練習したあの海も、海女たちと橋幸夫を歌いながら降りてきた坂も、ストーブさんの監視小屋まで全て小袖漁港周辺にありました。
もちろんドラマを観ていなくても、久慈に来たなら北限の海女による素潜り実演は見てみるべき。思いのほかスピーディに、気付けばどっさり!ウニを獲る姿に圧巻です。小袖海女センターではウニ丼を頂くことも出来ますよ。
このほか北三陸には、のちに北鉄のアイドルとなるユイちゃんが自分の想いをトンネルに向かって叫んだ袖ヶ浜駅(三陸鉄道の堀内駅:ユイちゃんの名シーンが撮られた場所にはしっかり「袖が浜」の駅名標まであるサービスっぷり!)や、夏ばっぱが春子やアキを密かに海岸から応援していたあの鉄橋なども、ほとんど放映当時のままの姿で点在しています。
そんな「あまちゃん」ロケ地をあちこちと巡っている間に、気付けばすっかり夕方になってしまったのでした・・・今日中に都内へ戻らないといけないというのに! じぇじぇじぇ!(←言いたいだけ)
この記事にコメントする