竹岡圭のドライブvol.45 横浜中華グルメ食べ尽くしの旅(3/4)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:原田淳
お昼はラーメン!新横浜ラーメン博物館
新横浜ラーメン博物館は、ただズラリとラーメン屋さんが並んでいるのかと思いきや、まったく違うんですよ~。昭和33年の街並みにラーメン屋さんや、駄菓子屋さん、パン屋さん、カフェバーとか、射的場とかいろんなものがあるんです。
お客様参加型イベントなども盛りだくさんで、食事だけではなく、すっかり遊べてしまう、食のアミューズメントパークなんですよ~。
さらに、展示ギャラリーでは、期間限定で特別企画展示が開催されています。今回は麺についての企画展示が行われていました。腹ごしらえする前にちょっと麺についてお勉強しました~。麺はお店によって違うのかと思ったら、基本的には地域によって違うのだとか。小麦粉+かんすい=中華麺になり、このかんすいは元々、モンゴルで見つかったらしく、水の加水率が多いほど柔らかい麺になるんだそう。
でも加水率が少ないほどスープは吸うしと、なかなか難しいらしいんですね。さらに切刃数でも変わってきます。切刃数が少ないと太い麺に、多いと細い麺になるわけですが、これによって歯ごたえやノド越し、スープの絡み具合も変わってきますからね。さらにスープの絡み具合でいえば、ストレート麺や縮れ麺などの違いもあると、なかなか多種多様なんですね。なるほど~、奥が深いっ。
そんなお勉強をした後、お昼のラーメンとして訪れたのは旭川ラーメン 蜂屋さん。旭川ラーメンの特徴は、トンコツベース+魚の香るスープと低加水縮れ麺。さらに焦がしラードという、蜂屋ならではの個性が加わるしょうゆラーメンはまさにここでしか味わえない美味しさ!
私、実は旭川本店でいただいたことあるんですけど、確かにあの味は忘れられないものがあります。今回しおラーメンをはじめて食べてみましたが、最初あっさり、続いてきちんと深みが残るという感じのなかなかの味わい。
またちょうど期間限定企画の「旬麺」が行われていて、蜂屋さんオリジナルの「春麺(2008)」もいただいちゃいました(いったい何杯食べるんだ~?と言われ、最近は自動車業界の彦麻呂さん目指してますとお答えしてます(笑))。
春麺はしょうゆラーメン、しおラーメンよりも、もっと柔らかい味わい。この澄み切ったスープがこんなに味わい深いのがなんとも不思議~。トッピングされている桜の塩漬けが、徐々にスープがピンクに染まっていく様も見事です。
ちなみに夏は冷たい麺フェアのことが多いとか。う~ん、また食べに行きたいっ!
※春麺は2008年4月23日(水)までの期間限定販売です。
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