クルマでしか味わえない!辺境グルメ旅Vol.3「勝浦タンタンメンの謎に迫る!」(1/2)
- 筆者: トクダ トオル(MOTA)
- カメラマン:オートックワン編集部
このうえなくピュアな辺境グルメドライブへ、イザ!
温泉へ、海へ、山へ。ドライブの目的地は人それぞれだけど、それが1軒の、ごく普通の食べ物屋さんだったらどうだろう。 特別に高級なお店ってワケでもない。ただ駅からも遠く、クルマでしか辿り着けないような辺境の地。例えばそこで出される絶品の塩ラーメンを食べたいがために、ただただ片道2時間クルマを走らせるドライブって、とってもピュアな行動じゃないだろうか。
「~クルマでしか味わえない!~ 辺境グルメ旅」では、食べることの情熱にかけては誰よりも負けないと自負するグルメブロガーさんたちが、自ら探し当てた辺境の名店の数々をレポートする。第3回は、千葉の食を探訪中の編集部員がお届けする、辛くて旨い「勝浦タンタンメン」レポート! まずはお腹を空かせて、バーチャルドライブへGO!
長きに渡り人々が交流し、商いが行われてきた「勝浦」
千葉・房総半島の南東側、雄大な太平洋を目の前に控える外房エリアの「勝浦」。カツオなどが揚がる大きな漁港もあり、漁師のまちとして栄えてきました。また勝浦では、天正(なんと安土桃山時代!)の頃から、400年以上に渡り開かれている朝市(輪島・飛騨高山と並ぶ日本三大朝市「勝浦朝市」)もあって、漁村のみならず山間部からも常に人々が交流し、広く商いが行われていたエリアでもあったことを物語っています。そして3月の節句になると、遠見岬(とみさき)神社の60段の石段を埋め尽くす約1200体の雛人形をはじめ、町中が雛人形で飾られる「かつうらビッグひな祭り」を開催。地元の風物詩として多くの観光客を集めています。
そんな勝浦で生まれた「勝浦タンタンメン」(略して「勝タン」!)は、実に今から50年もの前に生まれたB級グルメです。
中華料理の担々麺と言えば、「芝麻醤(チーマージャン:胡麻ダレ)」と唐辛子を使った辛い豆板醤(トウバンジャン)を組み合わせた、濃厚かつホットでスパイシーなスープが特長の四川料理。あ、スープ式にしたのは日本の中華料理が発祥で、本場四川だともともとは汁ナシのそばだそう。
だけど50年前の千葉・勝浦では、芝麻醤なんてモノはなかなか手に入らないものだったようで、ならばこれを「ラー油」メインで仕上げるようにしたという大胆さ。ひー。聞いただけで辛そー!! いくら勝浦がバリバリの漁師町とはいえ、いかにもワイルド過ぎますな。
で、そのワイルドさゆえ、漁師サンや海女サンたちが、太平洋の荒波で冷えたカラダを暖めるに最適だったことから広まった、なんていうサイドストーリーも、(真偽のほどは良く分からないけれど)なかなかに興味深いところです。
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