シボレー ソニック 海外試乗レポート/今井優杏(2/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:ゼネラルモーターズ・ジャパン(株)
シボレーの「本気」を感じるユーティリティ
そのクーペライクなボディラインから乗り込むと一転、室内空間はそのカーデザインの犠牲に一切されていない!ことが解る広いスペースが確保されている。
運転席まわりの収納も充実している。
センターコンソールには3つのドリンクホルダーや(後部座席の乗員も使える)、大きなグローブボックス、ドア内側のポケットまで気軽にもう一つの部屋としてソニックを使えるようになっている。
インパネのグローブボックス内には2つのUSB差し込み口が用意されていて、iPodやスマートフォンを接続することも出来る。
正直、私が『ソニックの本気』を一番感じたのは、このユーティリティだった。
「カッコよけりゃ、使い勝手なんてどうでもイイでしょ」的開き直りが一切見えないのだ。使い勝手という意味では“おもてなし”を最重要視する日本人の作る日本のクルマが最上級だと思っていたからだ。
しかし、である。その神話、ここに崩れたり、なのかもしれない。もちろんグローブボックス内のUSBで繋いだiPodは、ステアリングホイール内のスイッチを使い、運転者が手元で操作できるようにもなっている・・・めっちゃエエやんか。
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