BMW X4 海外試乗レポート/河口まなぶ(1/3)
- 筆者: 河口 まなぶ
- カメラマン:ビー・エム・ダブリュー株式会社
X4はつまり、X3の4ドアクーペ的な存在
現代のSUVブームを創り上げたのは、2000年に日本へ上陸した「BMW X5」だ。
X5はそれまでアメリカのお家芸で、成り立ちはトラックベースがほとんどだったSUVを、乗用車のプラットフォームを用いてオンロードでも快適に走れるものに仕立て直したことで、グローバルかつイマドキの存在にしたといえる。結果、この市場には様々なブランドがなだれ込むことになった。
もっともBMWではSUVとはいわず、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)とこのカテゴリーを呼ぶ。そうしてX5を皮切りとして、X3、X1とバリエーションを増やしてきた。ベーシックモデルとして3シリーズ、5シリーズというカテゴリーがあるのと同じ文法である。
しかしSAVの流れはX5、X3、X1で完結しなかった。2008年に、X6という異端SAVが世に送り出された。
これは車名が偶数で示されることから分かるように、BMWのラインナップの中でクーペ(およびその派生4ドア)の6シリーズ、4シリーズ、2シリーズとあるように、SAVでありながらクーペフォルムをまとったニッチな存在としてX6は登場した。
かつてのX6の成功があったから、X4が誕生した
X5をベースにしながら、クーペ4ドア的なフォルムのボディを載せたこのモデルをして誰もが、果たして売れるのか?と思った。しかしこのモデルは実際、想像以上の販売台数を稼いだとBMWは説明している。
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