BMW i3 新型車解説 -価格は標準仕様が499万円・レンジエクステンダー仕様は546万円-(1/2)

BMW i3 新型車解説 -価格は標準仕様が499万円・レンジエクステンダー仕様は546万円-
BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV) BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)フロントイメージ BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)リアイメージ BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)フロントビュー BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)リアビュー BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)サイドビュー BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)エクステリアイメージ BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)試乗走行イメージ1 BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)試乗走行イメージ2 BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)充電イメージ BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)充電イメージ2 画像ギャラリーはこちら

BMW初の量産EV「i3(アイスリー)」が発売!

BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)充電イメージ

BMWは、同社の電気自動車(EV)「i3」の予約受注を開始し、2014年4月5日から納車を開始すると発表した。

BMW i3は、大都市圏向け電気自動車として専用設計された、4人乗りのハッチバック車だ。まずBMW i3の価格からお伝えすると、“標準”仕様のi3の価格は「499万円」で、“レンジエクステンダー”仕様の価格は「546万円」に設定されている。

一見すると高く感じてしまうかもしれないが、BMW i3には高価なCFRP(カーボンファイバー)が採用されており、それを踏まえるとかなりリーズナブルな価格設定といえるだろう。

また、前述の“レンジエクステンダー”仕様について、“標準”仕様のi3では1回の充電で約「130km~160km」の走行が可能だが、“レンジエクステンダー”仕様のi3には647ccの「発電用2気筒エンジン」が搭載されている。i3のリチウムイオン電池の残量が少なくなると、その発電用2気筒エンジンが始動して発電を始める。これによって、航続距離は約300kmにまで拡大される。

ちなみに、日本で販売されるBMW i3は日本仕様となっているため「チャデモ方式」の急速充電に対応している。急速充電を利用すれば、およそ「30分」で「80%」の充電が可能だ。(普通充電の場合には約「8時間」で「満充電」)

50万円ほどの価格差を考えても、航続距離の不安が少ない「レンジエクステンダー」仕様をおすすめしたい。

BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)フロントイメージBMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)リアイメージBMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)フロントビューBMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)リアビューBMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)サイドビュー

i3の0~100km/h加速は「7.2秒」!

BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)試乗走行イメージ2BMW i3(アイスリー)電気自動車(EV)ドアはいわゆる「観音開き」タイプ

BMW i3のボディ後部へ搭載されている電気モーターの出力は「125kW(170ps)」で、最大トルクは「250N・m」を発生。総電力量「18.8kWh」のリチウムイオン電池を搭載しており、「7.2秒」という0-100km/h加速をゼロ・エミッション走行で実現している。

ボディタイプは5ドアハッチバックで、背の高い独特のパッケージングが採用されている。

高めの全高ながら1,550mmに抑えられており、日本の駐車場事情にも配慮したクルマ作りがなされている。全幅は1,775mmで3ナンバー車になるが大きすぎるほどの全幅ではなく、この点でも日本の立体駐車場に対応している。

左右のドアが観音開きなのが独特で、後席用のドアは前席のドアを開けたときに開閉が可能だ。

※BMW i3のスペックについては、次ページにて記載しております

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筆者松下 宏

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