ベントレー ミュルザンヌ 試乗レポート(1/2)
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- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:ベントレーモーターズジャパン
その後、1998年に今度はドイツのフォルクスワーゲングループ入りしたベントレーはVWの最高級車「フェートン」のエンジンと駆動系を用いて、新シリーズ「コンチネンタル」を展開。コンチネンタル系よりも大きく高価な「アルナージ」の祖先は、ロールスロイスの兄弟車だった。
それを、ゼロから新開発しようとしたのが「ミュルザンヌ」なのだ。
しかし、慎重なベントレーはアルナージをこれみよがしに変えてしまうことはなかった。ミュルザンヌに乗り換えるかもしれないアルナージユーザーや、新たにミュルザンヌの購入を考えている人は、ガラリと変えてしまうことなど期待していないからだ。
顧客も、メーカーも、“ベントレーらしいベントレー”としてミュルザンヌが作り上げられることに少しの疑問も抱いていない。
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