アウディ S7スポーツバック 海外試乗レポート/大谷達也(1/3)
- 筆者: 大谷 達也
- カメラマン:アウディジャパン(株)
10年前と比べ、より明確になった“方向性”と変わらない“アイデンティティ”
「あれ?ついこの間、アウディS6の記事がアップされたばかりでしょ?アレ(S6)とコレ(S7)と、何が違うの?」
うーん、そういいたくなる気持ちはよくわかる。最近のアウディはデザイン・コンセプトが完全に一本化されていて、極端にいえば、大きさが違うだけでどれも同じクルマに見えなくもないからだ。
で、これっていいことなんだろうか?
ニッサンを経てアウディのデザイナーになった和田 智さん(現SWdesign TOKYO代表)は、以前、こんな話を聞かせてくれた。
「日本車はモデルチェンジのたびにデザインをゼロから作り直す。その創作力は大したものだけど、限られた時間内に完成度の高いデザインを作り上げるのは難しい。いっぽう、ヨーロッパ車はモデルチェンジしてもデザインの基本路線は一緒だから、先代が作り上げたものの上に新しいデザインを積み重ねられる。その分、完成度が高く、洗練されたデザインを作りやすい」
なるほどね。
次々と新しいものを作り出していく日本車と、ますます完成度を高めていくヨーロッパ車。なかでも、アウディはファミリー一族の結びつきがとりわけ強いから、より洗練されて、完成度は一層高くなっていく。
それは、デザインだけじゃなく、クルマ全体についてもいえること。
正直、10年くらい前までのアウディは、ハンドリングと乗り心地とエンジンの味付けがバラバラで、「どんなクルマを作りたいのかよくわからない」なんて思えるモデルがなきにしもあらずだった。でも、最近は自分たちが目指す方向性がはっきりしていて、1台のクルマが統一した味付けで仕上げられている。“あいまい”なところがない。
だから、ぶっちゃけていうと、新登場のアウディS7スポーツバックもS6と基本的に同じ方向性です。ただし、同じだけどビミョーに違う。この辺の作り分けのうまさが、アウディが世界的に受けている理由かもしれません。
というわけで、ここからはアウディS7スポーツバックのインプレッションを、S6と似ているところと違っているところに分けてお届けしましょう。
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