[海外試乗]都会派SUVの代表格アウディ Q5、新型はオフロード性能までも手に入れた(2/4)
- 筆者: 五味 康隆
- カメラマン:Audi AG
一見すると大きな変化は感じられないが、上質な高級感は大いに高まった
フルモデルチェンジした新型アウディ Q5。その見た目の進化はとても穏やかだ。
>>[画像140枚!]アウディ 新型Q5[2017年中旬日本導入予定] フォトギャラリー
シングルフレームグリルが立体的かつワイドになり、新デザインのLEDヘッドライトにまで繋がって迫力が増していることから、新型と即座に分かる。だが全体のフォルムは水平基調で、ホイルアーチなどを強調したアウディらしいもの。
それは近年押し出し感が強いデザインが増えている状況においては、若干コンサバな印象を抱く。逆を言えば、だからこそ落ち着き感や洗練された雰囲気など、上質な高級感を漂わすのも事実。
ボディサイズは、見た目や乗っている限り気がつかないレベルではあるが、若干大型化している。全長で30mm長くなり4660mm、全幅はほぼ同等の1890mm、全高も同等の1660mm。それでいながら、高張力鋼板とアルミを使って車両重量を従来モデルよりも90kg軽く仕上げ、さらには空気抵抗値もSUVとして優秀なcd値0.30を実現している。
Q5にも最新バーチャルコックピットを導入
室内は直接比較をすれば広くなったことが解るが、感覚的には居住性や積載力は従来と同じ。
もちろん30色に変更できる室内アンビエントライトや、後席のスライド及びリクライニングなど装備の充実ははかられているが、飛び道具的なアッと驚くアイテムは無い。
強いて言えば、2015年より日本導入を開始した新型<TT>から採用されている大型液晶メーターを用いたバーチャルコクピットや、翌2016年に導入された新型<Q7>から採用されている大型タッチパッドを用いて様々な機能を操る新世代MMI(マルチメディアインターフェイス)などが、当然ながら装備されている。
インテリアの精緻な造りはクラスを超える高品質
特筆すべきは、内装の上質かつ精巧な造り。
>>アウディ 新型Q5[2017年中旬日本導入予定] フォトギャラリー[画像140枚!]
もともとアウディの定評ある分野ではあるが、改めて見事だと感じる。
パネル同士やパネルに組み込まれているボタンやレバーの組み付け精度、さらには節度感のある操作感が見事。ハンドルの内側の精巧かつ明瞭に仕上げられたステッチだけを見ても、高級車であることを再認識できる。
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