アウディ 新型 A7スポーツバック・S7スポーツバック[2015年マイナーチェンジ] 試乗レポート/森口将之(1/3)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:茂呂幸正
年間販売台数3万台を超えたアウディの勢いは、まだまだ止まらない!
アウディの勢いが止まらない。昨年は日本で初めて新車の登録台数3万台を突破。8年連続で前年超えだという。その勢いを受けて、今年は多くの新型車を投入する予定。ここで紹介する「Audi A7/S7/RS7 Sportback」(スポーツバック)のマイナーチェンジもそのひとつだ。
3車種の基本となるA7 Sportbackは、Eセグメントの4ドアクーペとして2011年に登場。ライバルは「メルセデス・ベンツ CLS」と「BMW 6シリーズグランクーペ」だ。
競合する2台と違うのはハッチバックであること。インポーターによれば、流麗なスタイリングやマルチパーパス性の高さなど、ハッチバックであることを理由に選ぶ人も多いそうで、パーソナル色の濃い車種でありながら、年間平均で800台以上を売ってきた。
A7/S7/RS7 Sportbackのマイナーチェンジで更なる台数上昇を狙う
でも上昇志向の強いアウディのこと、S7スポーツバックやRS7スポーツバックと合わせて今年は1000台を目指し、このカテゴリーでトップに立ちたいという。そのために、いままでは4シーターだったA7スポーツバックを5人乗りに仕立て直すとともに、エントリーグレードとして2リッター 直列4気筒 ターボエンジンを積んだ「A7スポーツバック 2.0TFSI quattro」(クワトロ)を投入した。
1年前、アウディはA7と同クラスのセダン/ワゴン、「Audi A6/A6 Avant」(アバント)に同じ2リッター4気筒を投入している。今回A7にも同様の追加を行ったということは、2リッターのA6が好評なのかもしれない。
最大の魅力は燃費・環境性能だが、2.0TFSI quattroの価格にも注目だ。その数字は716万円と、3リッター V6スーパーチャージドエンジンの「A7スポーツバック 3.0TFSI クワトロ」より200万円以上安い。でも残念ながら発売は8月の予定。ということで今回の試乗は3リッターモデルと4リッターV8ツインターボのS7に限られた。それでも新たな発見はあった。
[アウディの先進性は内外装にも反映・・・次ページへ続く]
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