アストンマーティン ヴィラージュ 試乗レポート/石川真禧照(2/4)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:アストンマーティン・アジア・パシフィック
DBSやDB9と微妙に異なるエンジンを搭載
2004年にデビューしたDB9以降の新生アストン・マーティンは、ボンド接着アルミフレームのVH構造を採用し、衝突安全性を含めて最新のスペックを得た。その後もこのフレームを改善し続けている。
ヴィラージュは、DBSとDB9の中間を埋めるモデルとして投入されたラグジュアリースポーツGTだ。V12の6リッターDOHCエンジンは、アストン・マーティン製。497馬力の出力と570Nmのトルクは、DBSやDB9と微妙に異なる。
ミッションは6速タッチトロニックAT。このエンジンとミッションは車両重量配分を前50、後50にするために、エンジンはフロントウインドウ下まで下げられ、ミッションはリアに搭載されている。
サスペンションは新開発のアダプティブダンピングシステム(ADS)で、ノーマルとスポーツの双方で減衰力を5段階ずつ変化させ、理想の乗り心地と接地性を実現させている。
ブレーキはカーボンセラミックマトリックス(CCM)を採用し、制動力とバネ下重量軽減に貢献している。もちろん制動力は抜群だ。
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