AMG SL/SLK/CLS 新車発表会速報
- 筆者:
AMGがさらにハイパフォーマンスに!
メルセデス・ベンツ日本は28日、東京お台場で自社への専用チューンナップメーカーである“メルセデスAMG”より、SL63AMG、SL65AMG、SLK55AMG、CLS63AMGの3車種4タイプのエンジンを搭載した新たなハイパフォーマンスカーの発売に伴い、報道発表会を行った。
AMGという会社が、創業者であるハンス・ヴェルナー・アウフレヒト氏の「A」と、エバハルト・メルヒャー氏の「M」、そしてアウフレヒト氏の故郷であるグローザスバッハの「G」をそれぞれ用いり発足したメーカーだということは、ご存知の方も多いと思う。既に創業から40年が経過し、昨年日本はAMG車を20,000台以上も販売。AMGにおいて日本は世界3位という最重要圏内のマーケットとしてポジショニングされている。ちなみに1位はアメリカ、2位は本国ドイツといった形だ。
SL63AMGに搭載されるエンジンは、モータースポーツで培われた最新のテクノロジーを駆使し、AMG独自開発による630Nm(5,200rpm)のV8気筒 自然吸気6.3Lを搭載。一方、SL65AMGのエンジンは612psをたたき出すV12気筒エンジンが搭載される。
SLK55AMGは、V8 5.5Lエンジンを搭載し、専用の強化ブレーキシステム及びスポーツサスペンションを装備している。さらに新デザインとしてハイグロスブラックペイントによるフロントリップスポイラー、そして専用デザインヘッドライト等を採用。価格も1,040万円とし、前モデルより0.2%の上昇に抑えている。
CLS63AMGは、DOHC6.3L V8(514ps)エンジンを搭載。クーペとセダンの華麗な融合体が、時にモンスターへと変貌し、AMGでしか味わえない最高のドライビングプレジャーを体感させる。そしてこれら4タイプの車には、新開発のトランスミッション“AMGスピードシフトMCT”(電子制御式7速トランスミッション)を採用している。これにより、自動ブリッピング機能による電光石火のスピーディなシフト変速を体感できる。
そしてこの都度、既存のメルセデス・ベンツディーラーに併設する形で“AMGパフォーマンスセンター”を設立すると発表。AMG専門のショールーム機能を兼ね備え、ドイツのアファルターバッハにある、メルセデスAMG本社で訓練を行ったAMGエキスパートが常駐するとのことだ。世界175あるAMGパフォーマンスセンターのうち、日本には22店舗を設ける。
発表会には本国ドイツのメルセデスAMG本社より、フォルカー・モルンヒンヴェーグCEOも同席し、会見では「昨今のハイパフォーマンスセグメントへの社会的認知は高まりをみせている。しかしより強力なAMGを確立するために、2010年に向けて環境対策にも真摯に取り組んでいる。新型トランスミッションの投入により、燃費30%向上を目指し、環境に配慮した、より有能なモンスターエンジンを披露してゆきたい。」とコメントを残した。
日本でのガソリン税問題は、こういった大排気量のクルマに、今後どのような影響を与えていくのだろうか。今後の動向に注目していきたい。
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