メルセデス・ベンツ 新型S63AMG 海外試乗レポート(2/2)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
この音は4,000回転からさらに高まり、6,000回転のリミット近くになると、レーシーなサウンドを楽しませてくれる。
Dレンジでの0-100km/hは、手持ちのストップウォッチでも5秒台前半。
しかし、加速中もコーナリング中もその挙動は安定志向に振られており、あくまでもジェントルな身の振る舞い。
フロントが「255/35ZR20」リアが「275/35ZR20」という大径タイヤでの乗り心地は、コンフォートモードでも上下動はキツめ。重く、径の太いステアリングの操舵力と相まって、スポーツモデルをドライビングしていることを意識させてくれる。
一方、日本導入は来春になるV6・3.5リッターエンジンのS350は、2,500回転あたりからトルクの盛り上がりが体感でき、大型のSクラスでも役不足は感じない。
音は3,000回転以上で唸り音が高まるものの、Dレンジでの一般走行には何ら不便を感じない。もちろんこのエンジンもアイドリングストップ付だ。高速では100km/hで1,500回転と低回転なので、日本でも使えそう。
S350は、ニューSクラスのなかでもベストチョイスといえるモデルだ。
ニューSクラスに関しては、今秋にまずS63AMGが導入されるが、Sクラスの本命は経済的かつパワーも味わえるV6エンジンを積んだS350だ。これは、日本でも大いに売れそうなモデルといえるだろう。
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