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試乗レポート 2013/9/27 18:56

アルファロメオ 4C 海外試乗レポート/西川淳(1/3)

関連: アルファ ロメオ Text: 西川 淳 Photo: フィアット クライスラー ジャパン
アルファロメオ 4C 海外試乗レポート/西川淳

4Cは「実現のスーパーカー」

アルファロメオ
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ミドシップ2シータースポーツカーのアルファロメオ「4C」において、声を大にして語るべきポイントは3つある。

正にイタリアンビューティというべきスタイリングと、パワーウェイトレシオ4kg/ps以下を目指したというパフォーマンス、そして、何と言ってもプライスだ。

聖地バロッコ(古くはアルファロメオの、そして今ではフィアットグループのプルービンググウランド施設のある街)で開かれたカンファレンスで、アルファロメオの開発陣は何度もこうアピールした。 4Cは「実現のスーパーカーである」と。

全く新しいデザインであるにも関わらず、どこからどう眺めてもアルファロメオだ。

デザイナーは、たとえばティーポ33やディスコボランテ、スプリントスペチャーレ、そして8Cコンペティツィオーネといった過去の名車からの“影響”を語ったが、それこそ“ヘリテイジの成せるワザ”であろう。ボディサイズは全長3989×全幅1864×全高1183mm、ホイールベースは2380mmで、ロータスの新型「エキシージ」とほぼ同じという小ささである。

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軽量化のため見栄えにはさほどこだわらなかった

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インテリアはどうか。デザインはシンプルでスポーツカーらしいものだ。けれども、はっきり言って、その見栄え質感はチープのひとこと。いいな、と思ったのは、ステアリングホイールとシート、そしてドアハンドルやサイドブレーキといった“身体の触れる”パートのみ。

エンジニアはこう主張した。「軽量化のため見栄えにはさほどこだわらなかった」と。

ちなみに、トランクスペースはリアのみ110リットルで、機内持ち込みサイズのゼロハリバートンがちょうど一個収まる容量であった。

そう、すべては軽量化のために。アルファロメオがより多くのスポーツカー好きのための“実現のスーパーカー”を作るべく、最も注力したのがそれだった。軽量化はそれ自体、経済性、効率性、環境性への貢献であって、しかも高性能化にも結びつく。

それはストイックなまでに徹底されており、そのことは、インテリアのチープさや、いまどきダンパーのないエンジンフード、極力飾りを廃したSMC成型樹脂のボディパネル(前後バンパーと前フェンダー以外)などによく現れている。

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