[速攻試乗]美しいスタイル、そしてこのうえなく愉しい走り/アルファ ロメオ 4Cスパイダー 国内初試乗レポート(1/6)
- 筆者: 嶋田 智之
- カメラマン:和田清志・FCAジャパン
4Cと4Cスパイダー、似て非なる2台の違いとは
こいつはやっぱり最高にファンなスポーツカーだ──と「アルファ ロメオ 4C」を諸手を上げて喜んでから半年ちょい。
僕は再び諸手を上げて喜ぶことになった。しかもその手のある位置は、もしかしたら前回よりほんの数センチ高かったかも知れない。
昨年の東京モーターショーでアジア・プレミアとなったアルファ ロメオ 4Cのオープントップ版、「4Cスパイダー」が、そのくらい刺激的でそのくらい楽しいクルマだったからだ。
基本的な成り立ちは4Cクーペと大きく違わないが・・・
確かにクルマとしての基本的なメカニズムに関しては、変わらない。そこは正解。
F1マシンをはじめとするフォーミュラカーやプロトタイプスポーツのようなレーシングカー、あるいは一部の超高額なスーパースポーツカーと同じように、複雑な行程と高額なコストを要するプリプレグ方式のカーボンファイバー製モノコック。ミドシップレイアウト。240ps/35.7kgmを発揮するオールアルミ製4気筒ターボの1750ユニットに6速デュアルクラッチ式トランスミッション。
本国仕様のデータを見るなら最高速度は257km/hとクーペより1km/hほど低いだけで、0-100km/h加速は4.5秒と全く同じ。さらにスパイダーを名乗るもののフルオープンではなく、クーペのルーフの部分だけを切り取ったモデルであることも正解。
けれど、ここから先は「おっ?」と思えるくらい違う。
[その違いはさりげなく、しかし絶大なものだった・・・次ページへ続く]
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