フード&トラベルライターが徹底解説! 千葉・内房オトナ女子ふたり旅で立ち寄ったオススメドライブスポット
- 筆者: 西村 愛
- カメラマン:茂呂 幸正
小粋なイタリアンオープンスポーツカー「アバルト 124スパイダー」に乗り、女子ふたりが小旅行に出た千葉・内房。トレッキングからグルメまで、変化に富んだドライブコースの詳細についてフード&トラベルライターの西村 愛が徹底解説する。
>>千葉・内房オトナ女子ふたり旅を画像でもっと見る[フォトギャラリー]
お題は「ドライブしてリフレッシュできる気持ちのいいところ」
みなさんはじめまして。フード&トラベルライターの西村 愛です。各地を旅しながらいろんな地域の繋がりや関連性を調べるのが好きで、いつしかそれがお仕事になっていました。今回はMOTAに「都内から日帰り出来て、ドライブしてリフレッシュできるような気持ちのいいところ」とのお題をもらい、ドライブ旅をコーディネイトしてみることに。
セレクトした行き先は、東京からも近い千葉・内房。我ながらバラエティに富んだコースになったはずです。ステキなオープンカーで往く女子ふたり旅の様子、ぜひお楽しみください。
さてこのページでは、私と自動車ライター伊藤 梓さんで巡ったドライブコースの中から、お気に入りのスポットについてじっくりご紹介していきます。本編と併せてご覧ください。
江戸時代から続く天然醸造・無添加しょうゆ「宮醤油店」
ドライブ旅の最初に訪れたのは、千葉県富津市にある宮醤油店。江戸末期に創業し、昔ながらの木桶による天然醸造・無添加の製法にこだわる醤油醸造所です。
今回、宮醤油店の6代目当主、宮 正蔵さんに、地の利を活かしたこだわりの醤油づくりについてお聞きしましたが、改めて千葉県が東京の胃袋を支えているんだと再確認しました。野菜や“江戸前”と言われるものも、実は千葉で獲れたものだったりしますしね。
醤油のルーツは和歌山県湯浅町。黒潮の流れに乗り船で房総へ伝わってきました。和歌山県の紀伊半島と千葉の房総半島は温暖な気候など共通点も多く、実際に江戸時代には紀伊半島からの移住者も多くやってきたそう。土地の名前だけではなくて、人の苗字や言葉も似ていたりするそうですよ。
宮醤油店
■住所:千葉県富津市佐貫247/電話:0120-383-861/店舗営業時間:8:30~18:00(平日)
■公式Webサイト:有限会社 宮醤油
房総を旅するなら乗ってみたい「東京湾フェリー」
東京湾フェリー、私は房総へのアクセスに何度も利用しています。神奈川県の久里浜港と千葉・内房の金谷港の間を片道約40分ほどで結ぶ短い旅なのですが、景色がとても綺麗で、乗船時間はあっという間に過ぎていきます。晴れていれば富士山も見えるんですよ。他のタンカーや漁船、豪華客船など、東京湾を行きかうたくさんの船が見られるところも楽しいですね。
実は東京湾フェリーの隠れた名物が、船内で食べるソフトクリーム、これが絶品! 千葉って実はソフトクリームの名店揃いで、ピーナッツソフトやビワソフトなど、みんな美味しいんですが、この東京湾フェリーのソフトクリームも乗ると必ず食べちゃうくらい好きなんです。
東京湾フェリー
■住所:神奈川県横須賀市久里浜8-17-20(久里浜港)/千葉県富津市金谷4303(金谷港)/電話:046-835-8855(久里浜港)/0439-69-2111(金谷港)
■公式Webサイト:東京湾フェリー株式会社
地元で愛されるお肉屋さん直営のお食事処「焼き鳥 三平」
お食事をいただいた「焼き鳥 三平」はお肉屋「フレッシュマート三平」直営だから信頼できるし美味しいというのももちろんあるんですが、地元の方にすごく愛されているんだろうなって、店内にたくさん置かれたボトルキープの焼酎(しかも一升瓶!)の数々を見て感じましたね(笑)。
お母さんはお肉を買いに来て、お父さんは飲みに来て……地域密着のとても良いお店。働いているお母さんたちも明るくて元気がもらえるところがまた素敵です!
フレッシュマート三平/焼き鳥 三平
■住所:千葉県富津市亀田557/電話:0439-66-0311/営業時間:9:00~21:00/定休日:月曜日(祝祭日は営業)
■公式Webサイト:フレッシュマート三平|房総畜産株式会社
内房・南房総に訪れるなら立ち寄りたい想い出スポット「鋸山」
鋸山(のこぎりやま)は標高329メートルの低い山で、江戸時代から昭和60年まではこちらで房州石の切り出しをしていました。石切りした岩の跡がキザギザしているからノコギリ山、なんですね。
都内からすぐ来られる場所にあるのに、絶景が見れたり、スリルもあったり、ちょっとしたトレッキングもできたり……ほどよく旅した感じがあって想い出に残る場所ですね。だから海外の方も来る方が増えているのだと思います。
今回は、東京湾フェリーの金谷港やJR内房線 浜金谷駅の近くから出ている鋸山ロープウェー※は使わなかったのですが、こちらに乗ると目の前に石切りをされた迫力のある岩山が見られ、また違った楽しみ方が出来ます。
車でも電車でもフェリーでも…内房・南房総エリアに訪れるなら、鋸山はぜひ立ち寄って欲しいスポットですね。
鋸山ロープウェー
■営業区間:鋸山山麓駅~鋸山山頂駅(680m/片道約4分)/料金:片道500円(小児250円)/往復950円(小児450円)/住所:千葉県富津市金谷4052-1/電話:0439-69-2314/営業時間:9:00~17:00(通常)/9:00~16:00(冬季)
(元旦は5:30より営業)
■公式Webサイト:鋸山ロープウェー株式会社(京成グループ)
※鋸山ロープウェーは2020年1月14日(火)~1月31日(金)まで定期点検のため運転休止
鋸山 日本寺
■拝観時間:8:00~17:00/拝観料:600円(小児400円)/住所:千葉県安房郡鋸南町鋸山/電話:0470-55-1103
■公式Webサイト:鋸山 日本寺 公式サイト
※2019年に発生した台風15号等の影響で一部の登山ルートが通行止め(2019年12月13日現在)。最新情報はWebサイトなどでご確認ください。
その瞬間でしか味わえない、感動的な景色「音楽と珈琲の店 岬」
鋸南町の明鐘岬(みょうがねみさき)にある「音楽と珈琲の店 岬」には初めて伺いました。海に向かってカウンター席があるシンプルな店内。ステキな景色を見ながら、時間を忘れてゆっくり音楽とコーヒーを楽しめる場所って本当に素敵だなと思いました。海は季節や時間によって色が変わりますし、色々な楽しみ方ができるんだろうな、と。
クルマでの旅ってちょうど寄った時間にしか出会えないものがあると思うんですが、そこで感動的な景色にもし出会えたら心に残りますよね。ここでは、そんなシーンにたくさん出会えるような気がしました。
音楽と珈琲の店 岬
■住所:千葉県安房郡鋸南町元名1/営業時間:~日没まで/定休日:不定休
[筆者:西村 愛(フード&トラベルライター)/撮影:茂呂 幸正]
たまには、大好きなクルマに乗って旅をしてみたい
自動車ライターとフード&トラベルライターの女子2人が、アバルト124スパイダーに乗って小旅行に出た。行き先は千葉・内房。都内からほんのちょっと移動するだけで、自然豊かな癒しのスポットが現れる、日帰り旅にはもってこいのエリアだ。
大人のリフレッシュに相応しい、バラエティに富んだドライブコースと、オープン2シータースポーツカー「アバルト 124スパイダー」のホットなドライブインプレッション。伊藤 梓編はこちらからどうぞ。
アバルト 124スパイダー 関連記事はこちら
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。