アバルト 124スパイダーで巡る、千葉・内房 オトナ女子ふたり旅(3/3)
- 筆者: 伊藤 梓
- カメラマン:茂呂 幸正
雨上がりの山頂には息をのむ景色が広がっていた
お腹もいっぱいになったところで、次は腹ごなしに観光名所へ行ってみることに。
「昔、石切り場になっていた鋸山(のこぎりやま)は、絶景が見られるということで海外の人たちもたくさん観光に来られているようですよ」と西村さん。
鋸山のてっぺんまでクルマで行くには、つづら折りの道を進んでいかなければいけないのだが、アバルト 124スパイダーは難なくスイスイと登っていく。西村さんと「もしかしたら山頂には雲がかかっちゃっているかもしれないですね……」と天気を心配しながら登っていくと、てっぺんまでほど近くなったところで、突然景色が開けた。
ここは地獄か、はたまた天国か
「うわあー!」つい声に出してしまうくらい、そこには絶景が! 今日降った雨のおかげで、房総半島には雲や霧がかかって、見事な雲海を作っている。一番上の駐車場へ停めて、さらに徒歩で階段を上っていくと、“地獄のぞき”という岩の先端から真下の景色が見られるところまでたどり着いた。
思ったより道が険しく、息切れしながら地獄のぞきに到着。下をのぞきこむと、足がすくむような高さで思わず後ずさる。でも、そこから見る景色は圧巻だった。先ほど少しだけ見えた雲海が、ここでは眼下すべてに広がっていて、地獄というより天国にいるような気分だった。
「音楽と珈琲の店 岬」で過ごす、優しい時間
西村さんとアバルト 124スパイダーと房総を巡ってきたが、だんだん日が沈んで行くにつれて名残惜しい気持ちになる。最後に房総らしい海のある風景をゆっくり眺めたいなと思い、明鐘岬(みょうがねみさき)にある“音楽と珈琲の店 岬”へ行くことにした。
小説や映画のモチーフにもなっているこのお店。本当に岬の先端にあるので、目の前にある海を眺めながら過ごすことができる。のんびりコーヒーを飲みながら、少しずつオレンジがかっていく空と海を眺めていると、普段色々と考えていることや悩んでいることも、時間とともに一緒に流れていくような気がする。初めて会った西村さんとも最後にもっと打ち解けて、お互いの仕事や考えていることをゆっくり話すこともできた。
>>フード&トラベルライター 西村 愛が解説する「音楽と珈琲の店 岬」はこちらから
またアバルト 124スパイダーに乗って、ドライブ旅に行きたいな
都内へ戻るときにも、アバルト 124スパイダーの中で話はわいわいと盛り上がった。ふたり乗りの空間は確かに乗用車に比べれば狭いかもしれないが、こういうときは距離が縮まるような気がするのだ。
次は西村さんに教えてもらった全国各地のどこかで、またアバルト 124スパイダーを走らせて一緒にドライブできたらいいなと思いながら、千葉を後にした。
[筆者:伊藤 梓/撮影:茂呂 幸正]
お題は「ドライブしてリフレッシュできる気持ちのいいところ」
小粋なイタリアンオープンスポーツカー「アバルト 124スパイダー」に乗り、女子ふたりが小旅行に出た千葉・内房。トレッキングからグルメまで、変化に富んだドライブコースの詳細についてフード&トラベルライターの西村 愛が徹底解説する。
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