ボルボの次世代エンジン「Drive-E」初のポールスターチューン!S60&V60ポールスター・エボリューション先行試乗!(1/3)
- 筆者: 桂 伸一
- カメラマン:ボルボ・カー・ジャパン
魅惑のサウンドを奏でる直列6気筒か! 最新鋭の直列4気筒か!?
ボルボS60&V60 AWDをベースにしたチューンドコンプリートカー「ポールスター」に新たなパワーユニットが載り、名称に“エボリューション”の文字を追加。
ポールスターとボルボの関係は・・例えばメルセデス・ベンツに対するAMGであり。BMWのM社。AUDIクワトロ社のS/RS/Rモデルらと同様、ベース車のポテンシャルをさらに引き上げるためのチューンドパーツを開発し、それを組み込んだうえでトータルバランスを整えチューンしたプレミアムな1台を製造するメーカーである。
もとはボルボ車によるレース活動を行う事と研究開発集団のポールスター社だ。その高い技術力を買われ、エンジンの先行開発に至るまでボルボ社とは密接な関係にある。
しかし、基本は根っからのレース屋だけに、極限の走りで戦うレース活動から得たノウハウがあり、レースからレースへ大陸の移動を“より快適で速く安全”に行うためにロードカーには何が重要か!?エンジニアたちの理想が商品として具現化されていく。
「ボルボ・ポールスター・シアンレーシング」!!今年ボルボがWTCC(世界ツーリングカー選手権)に復帰した。そのレース部門を担うのもポールスター社のもうひとつの大きな柱である。
ボルボ社の開発部門と太いパイプで繋がる完璧なワークス体制は、WTCCこそ数年ぶり(過去はBTCC)だが、STCCスカンジナビア選手権では何年もチャンピオンを獲得し、オーストラリアのツーリングカーレースでも大活躍してレース活動はお手の物。
WTCCに関しての課題はライバルチームが持つ数年分のノウハウを、いかに早期に解読できるかにかかる・・・。
2リッター4気筒+ スーパーチャージャーとターボのツイン過給ユニット
さて、肝心の「S60&V60ポールスター・エボリューション」は、冒頭で6気筒か4気筒かと疑問符を投げかけたエンジンの違いがメインメニュー。
そのエンジンとは、ボルボ社が完璧に“ゼロ”から開発した「Drive-E」の事だ。「今後はガソリンもディーゼルも、2リッター直列4気筒“以上”は造らない」と宣言。
T6と呼ぶガソリンの最強仕様2リッター4気筒+スーパーチャージャーとターボのツイン過給ユニットがベースだが、正確に言うと頂点にはT8がある。ただそれはT6 +モーターのPHEV版なので、純粋にガソリンエンジンとしての最強はT6になる。
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