フォルクスワーゲン ゴルフ ブルーeモーション 海外試乗レポート(1/2)
- 筆者: 石川 真禧照
- カメラマン:石川真禧照/フォルクスワーゲン・グループジャパン
ゴルフの電気自動車モデル「ブルーeモーション」を上海で試乗!
日本におけるEV(電気自動車)は、三菱がi-MiEVを既に発売し、日産もこの秋にはリーフを発売すると発表している。
EVは、モーターで走行し排出ガスが発生しないので、環境コンシャスなクルマとして注目されているのは皆さんご存知の通り。当然、三菱や日産以外の自動車メーカー各社も、EVには大いに関心を示している。
中でも、ドイツのフォルクスワーゲンは、熱心にEV開発に取り組んでいるメーカーといえるだろう。そのフォルクスワーゲンが、中国・上海において同社のベストセラーカーである「ゴルフ」をベースとしたEV「ゴルフ eモーション」の試作車を公開した。
ドイツ本国でも、自社以外では首相と運輸大臣しか公開されていなかったEVを上海で公開した理由は、フォルクスワーゲンが中国市場でトップメーカーであると同時に、中国市場を重視していることを示すためだ。
フォルクスワーゲンは、2013年にコンパクトカーの「E-Up!」、中国向け4ドアセダンの「ラヴィーダ」のEV仕様、そして「ゴルフ ブルーeモーション」の3車種を、中国市場のみならず世界へ向け市販しようとしている。
今回試乗したゴルフ ブルーeモーションは、現行モデルのゴルフ 5ドアをベースにしたEVで、「プロトタイプ」ではあったが、その完成度はかなり高いものだった。
外観については現行ゴルフとほとんど同じだが、ボンネットを開ければ最高出力85kW(115ps)、定常出力50kW(69ps)のモーターが搭載されており、EVであることが分かる。
バッテリーはリチウムイオンで、30個のモジュールに分けられている。この30個のバッテリーは、フロントシート下のセンタートンネルやリアシート下部、リアラゲッジの床下へと分散して搭載されている。
ゴルフ ブルーeモーションを試乗して分かった事は、前述のバッテリーを分散して搭載させることで、乗り心地やハンドリングを自然な感じにする効果があるということだった。
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