2030年でガソリン車が消える?日本はどうする、世界中が電気自動車にシフト(1/2)
- 筆者: 国沢 光宏
出遅れてしまったように見える日本はどうする
パリ協定の発効もあり、驚くべきことに世界中の自動車メーカーが突如電気自動車の方向に舵を切った!
なかでも激しいのはドイツ勢。「2030年までに化石燃料燃やす新車の販売を禁止する法案」に反応し、VWグループ、メルセデス・ベンツ、BMWいずれも電気自動車を本格的に導入すると発表。
アメリカでは電気自動車を販売しなければ、反則金を払わないといけない制度を立ち上げており、今やテスラなどクルマを売る利益率より電気自動車を作ることによって入る報奨金の収入の方が良い状況。中国も突如国内のメーカーにリチウム電池の増産を働きかけ、すでに世界一の生産能力を倍増させる。
出遅れてしまったように見えるのが日本だ。リチウム電池や電気自動車の販売で世界をリードしたものの、ここにきて足踏み。今年1~9月の電気自動車販売台数を見ると、アメリカ11万台、欧州10万5千台、中国22万台に対し、我が国は1万5千台規模と伸び悩んでしまっている。
トヨタ・マツダで「電気自動車を開発する」と発表したが…
直近のモーターショー見ても、世界中の自動車メーカーが新しい電気自動車を出展しているのに対し、日本勢ときたら皆無に近い。トヨタやマツダあたりは押っ取り刀で「電気自動車を開発する」と発表したものの、未だ具体案無し。
日本の自動車メーカーはどうなっているのだろうか?
もちろん技術力についていえば全く問題なし。トヨタやホンダは電気自動車を相手にしないほど高い技術力を必要とする燃料電池車すら作っている。電気自動車を作ろうとすれば簡単。リーフやクラリティを見てるとデザイン力が激しく心配ながら(電気自動車の魅力を出せない?)、それ以外はイケそう。
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