プリウスワゴン vs フィットシャトル!どっちが買い?/渡辺陽一郎(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
今、話題急騰のハイブリッドワゴン「プリウスワゴン」「フィットシャトル」!
今のクルマの売れ行きは二極分化している。
一部の好調な車種は、1ヶ月に1万台以上を売るが、大半は月販3,000台以下。1,000台に満たない車種も多い。そして、月販4,000~8,000台の中間層が少ない。
こうなると新型車も、虎の威を借るというか、人気車をベースとして開発されるようになる。無名の新人的な投入では、埋もれて不人気車になる心配があるからだ。
3月17日に発売されるホンダの「フィットシャトル」、4月末に投入予定のトヨタ プリウスをベースにした広い室内を持つ「プリウスワゴン」も、まさにその典型。フィット、プリウスという絶大な人気車をベースにつくれば、関心も高まるだろう。
そんな話題の2台を、現時点で分かっている範囲でチェックしてみた。
まずはフィットシャトルだが、成り立ちは「ホンダ エアウェイブ」に近い。空間効率に優れたフィットのプラットフォームを生かし、さらに広い荷室を備えたワゴンへと発展させている。
ただし、フィットシャトルのホイールベースは、ベースのフィットと同じ2,500mmだ。エアウェイブは、ベースとなった先代フィットに対して100mm長い2,550mmとしたから、フィットシャトルはエアウェイブに比べて変更点は少ない。
フィットシャトルのエンジンは、1.5リッターと1.3リッターベースのハイブリッドの2機種が用意される。
ボディの拡大で車両重量が1,100kgを上まわった為、従来のフィットでは売れ筋の1.3リッターノーマルエンジンは、フィットシャトルでは用意されない。
一方、プリウスをベースにしたプリウスワゴンは、今年1月に開催されたデトロイトモーターショーで初披露された。
プリウスワゴンのホイールベースは、従来のプリウスから80mm拡大されて2,780mm、全長は155mm伸びて4,615mm、全幅は30mm広がって1,775mmになる。全高は85mmプラスの1,575mmだ。
プリウスワゴンでは、2列シートの5人乗りと、3列シートの7人乗りが設定される。5人乗りは従来のプリウスと同様、ボディ後部にハイブリッド用のニッケル水素電池を積む。
そして7人乗りは、センターコンソールにリチウムイオン電池を設置。7人乗りは3列目の足元空間を確保すべく、バッテリーの搭載位置を変更したが、ニッケル水素はサイズが大きくフロントシートの中央に収まらない(リアシート側まで大きく張り出すため)。
そこで、リチウムイオンにすることでバッテリーの搭載面積を小さく抑えている。
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