大胆CMにドキッ!? トヨタ「オーリス」新型車速報 ~キーワードは「常識に尻を向けろ」!~
- 筆者:
えー、これ放送していいの!?なTVCM
あっと驚く大胆なTVCMに、一瞬「ドキッッ!!」とさせられた!
8月20日にフルモデルチェンジを果たしたトヨタの新型ハッチバック、2代目「オーリス」のコマーシャルのことだ。魅力的なお尻のアップから始まるCM「宣言編」では、既成概念を覆す新型オーリスを「常識に尻を向けろ」と評し、赤いパンツの後姿にあわせオーリスも後姿のみを映し、視聴者の興味をひいたまま終わる。
続いて放映予定の「常識の裏切り編」では、先ほどお尻だけを見せていた金髪の美女が登場した! ウォーキングしながら、後姿で上着をするすると脱ぎ出す! おっと!
そして・・・大胆にもこちらへ振り返ると胸元もあらわに・・・!! えー、コレ放送していいの!?
「NOT AUTHORITY BUT AURIS」常識に”尻”を向けろ!
期待したアナタ、絶世の美女と思われたのは実は男性。イスラエル国籍のモデル、STAV STRASHKO(スタヴ・ストラシコ)さんその人でした。ちゃんちゃん。痩せた胸板とともに乳首(!)が露出した時には、ホントに我が目を疑ったもの(笑)。ああびっくり。
トヨタの広告・宣伝部門であるトヨタマーケティングジャパンのマーケティング局 三枝 正樹 主任は、新型オーリスのターゲットを30代を中心としたイマドキ独身貴族に定めた。モノを買うにも独自性にこだわり、一見おとなしい「草食系」などと自らを揶揄しながらも、その中身は実際には肉食系だったりする『ロールキャベツ男子』を気取ったりして、大人たちが創作したカテゴライズをクールに利用しつつも「常識や主流からあえてズラした選択や行動」を面白がるような、日常の何気ない生活を豊かにする術を知っている人たちだと評する。
そして「走りとスタイルにこだわり抜いたスポーツハッチバック」(三枝氏)の新型「オーリス」は、ミニバンや軽自動車ばかりが席巻する日本市場においても、彼らのこだわり感性に響くはずだとした。発表会のステージでも、いつも行われる「白い布のアンベール」ではなく、黒い布を美女ふたりが引き裂く(!)演出でオーリスが登場。しかもクルマは後姿という、異例の幕開けとなっていた。
トヨタ独自のフロントフェイス「キーンルック」を採用
フルモデルチェンジした新型「オーリス」が属するのは、欧州Cセグメントと呼ばれるジャンル。欧州全体で200万台規模の巨大な市場で、フォルクスワーゲン ゴルフを筆頭に、欧州のみならず日本や韓国など世界各メーカーがしのぎを削る激戦区だ。
新型オーリスの開発責任者、トヨタの藤田 博也チーフエンジニアは、初代オーリスから引き継いだ開発テーマ「直感性能」(乗った瞬間・見た瞬間・走り出した瞬間にその魅力が実感できる性能)をさらに進化させたと宣言。欧州の道でも念入りに走行テストをするなどして鍛え上げたという。
デザインを担当したデザイン本部の池田 亮 第1デザイン部長は、オーリスのデザインコンセプトを「スマートダイナミズム」とした。トヨタ独自の「キーンルック」(V字型のフロントフェイス形状)を与え、従来型より55mmも低い車高とした効果と相まって、見た目にも低く力強い造形の「かっこいいクルマ」(池田氏)へと変身させている。
藤田氏はメイン市場の巨大な欧州市場のみならず、そのこだわりの造りで日本の市場にも一石を投じたいと意欲をみせた。
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[Text&Photo:オートックワン編集部]
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