スズキ スイフト RS 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
スポーティだけど、トータルバランスに優れたスイフトRS
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「スイフトRSは、以前から特別仕様車として投入したいクルマでした」と開発者は語る。
スイフトの開発を進める中盤までは、日本仕様も同じ設定にする予定だった。しかし煮詰めを行う段階になって、日本で使うには足まわりが硬すぎると判断。欧州仕様とは異なるソフトな方向に変更した。それでも開発者の思い入れは強く、グレードXGをベースとした特別仕様車「スイフトRS」が投入されたわけだ。
足まわりの構成部品で変更されたのはショックアブソーバー。ベースのXGに比べて減衰力の高いタイプを使う。スプリングやブッシュは変えていない。
タイヤはブリヂストン・トランザER300。サイズは185/55R16になる。サイズやブランドはスイフトのXL、XSと同じだが、タイヤの素材を変更。操舵に対する反応を機敏にしている。
パワーステアリングの設定も、ベースのXGに比べると重めにチューニングされ、高速走行時における直進安定性の向上を図った。目立った変更はないが、さまざまな部分をスポーティな方向にアレンジしている。
外観はフロント側にスパッツを装着。サイド&リアアンダースポイラー、ルーフスポイラーを備え、ドアミラーにはサイドターンランプが備わる。エアロパーツを装着しながら、スイフトスポーツに比べると視覚的に抑制が利いており、幅広いユーザーにマッチしそうだ。内装の変更は少ないが、シートやステアリングホイールにステッチが入る。
また、横滑り防止装置のESPが装着されないのは残念だ。XGには横滑り防止装置とアイドリングストップを装着した仕様も用意されるので、今後はベースとなるグレードの選択肢も増やして欲しい。
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