autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート スズキ スイフト スポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎 2ページ目

試乗レポート 2011/12/15 21:44

スズキ スイフト スポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎(2/3)

関連: スズキ スイフト Text: 渡辺 陽一郎 Photo: オートックワン編集部
スズキ スイフト スポーツ 試乗レポート/渡辺陽一郎

新型スイフトスポーツのキモは挙動の安定化

スズキ スイフト スポーツスズキ スイフト スポーツ

スズキ スイフト スポーツ画像ギャラリー←スズキ スイフト スポーツ画像チェックはコチラ!

さて、話を峠道の試乗チェックに戻そう。コーナーが迫ったらシフトダウン。6速MT車の場合、シフトレバーが動く範囲も適度で、小気味よくギヤを変更できる。

次はハンドルを切り込むが、この時の操舵に対するクルマの動きも正確だ。機敏すぎる動きではないが、曖昧な印象はなく、ドライバーの意図どおりの角度で確実に曲がるから安全で運転も楽しめる。試乗ルートには所々濡れた路面も見られたが、ステアリングを通じて路面の状況が分かりやすく、不安なく走ることができた。

注目すべきは、前後輪のバランス良い動き方だ。前輪駆動のスポーティカーながら、積極的に走っても前輪の描く旋回軌跡が拡大しにくく、車両を曲げやすい。その一方で、後輪もしっかりと踏ん張る。コーナリングの最中、障害物を発見してアクセルを閉じたり、ブレーキングしながらハンドルを切り込む操作を強いられても、後輪の横滑りが起こりにくい。

スズキ スイフト スポーツスズキ スイフト スポーツ

仮に挙動が乱れても、唐突ではなく穏やかに姿勢を変えていくから、ドライバーは対処しやすい。この時には横滑り防止装置のESPも作動。4輪のブレーキを独立して自動制御することにより、挙動の安定化を図る。この安全を背景に置いたスポーティドライブが、新しくなったスイフトスポーツのキモだろう。良く曲がって積極的な気分にさせるが、危うさを伴う運転感覚ではない。

動力性能にも余裕を持たせた。最高出力は136馬力(6900回転)、最大トルクは16.3kg-m(4400回転)だから、スポーティエンジンらしく高回転指向。それでも前述のようにエンジンが改良を受けたことで、2000~4000回転付近の実用域でも力不足は感じない。

そんな新型スイフトスポーツで峠道を走った時は、高回転域まで引っ張りたい。3000回転、さらに5000回転付近に達すると、吸気の流れが切り替わってエンジンの咆哮も高まる。そして5000回転から最高出力の発揮される6900回転付近は、スイフトスポーツならではのダイナミックな回転域だ。

CVTも前述のように専用設計。ステアリングに装着されたパドルスイッチで変速操作を行えるが、CVTは無段変速だから、あくまでも疑似的な操作になる。CVTは動力性能の有効活用、燃費の向上など数多くのメリットを持つが、運転の楽しさとなれば有段式が欲しい。従ってクルマの性格にマッチしているのは6速MTだと感じる。

スズキ スイフト スポーツ画像ギャラリー←スズキ スイフト スポーツ画像チェックはコチラ!

スズキ スイフト 関連ページ

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

スズキ スイフト の関連記事

スズキ スイフトの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

スズキ スイフト の関連記事をもっと見る

スズキ スイフト の関連ニュース

スズキ 新車人気ランキング  集計期間:2017/6/21~2017/7/21