~日本のユーザーは100%ビスポークでオーダー~ ロールスロイス「ゴースト シリーズII」発表会速報
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部 レポート:オートックワン編集部
4年ぶりに第二世代へと進化した「ゴースト シリーズII」
あの「ファントム」に次ぐロールスロイス第二のラグジュアリーサルーン「ゴースト」が、4年ぶりに第二世代へと進化を遂げた。ロールスロイス モーターカーズは10月31日、東京都港区の「ロールスロイスモーターカーズ東京」にて「ゴースト シリーズII」を発表した。
「今年2014年の日本における販売は、現時点で既に2013年通期を超え好調だ」と語るのは、シンガポール・ロールスロイス モーターカーズ アジア太平洋のマイケル・シュナイダー アジア太平洋ゼネラル・マネージャーだ。2013年に発表されたクーペ「レイス」の日本における販売も「大成功」だという。ゴースト シリーズIIの発表に合わせ来日したシュナイダー氏は、新型ゴーストについて「ユーザーの声にも真剣に耳を傾け、より進化を遂げた」と胸を張る。
エクステリアデザインでは、LEDヘッドライトの意匠を含むフロント・ボンネット周りの形状変更を実施。フロントシートのデザイン変更を始めとするインテリアの意匠も多岐に渡る。詳細については「ゴースト シリーズII」のニュース記事も併せてチェックして欲しい。
熟練の職人の手によるビスポークモデル
販売台数も好調だという、日本におけるロールスロイスだが、しかしシュナイダー氏は「マス・ラグジュアリーにはならない」とも話し、販売目標を掲げ、台数を増やすことに注力するワケではないことを強調する。なぜなら、「ファントム」「レイス」「ゴースト」ともに、いずれのモデルも熟練の職人たちによる「ハンドクラフト」で丁寧に生み出されているモデルだからだ。
シュナイダー氏に続き登壇したのは、やはり英国・グッドウッドのロールスロイス モーターカーズ本社からやってきたビスポーク・デザインの責任者、ラース・クラヴィター氏。ビスポークとは特注のオーダーメイド仕様のことで、ファッションの世界でも使われる言葉だ。今後90周年を迎えるファントムについても、技が冴える特別仕様モデルの登場が控えているという。
オーナーのセンスも問われるオーダーメイド
職人の手によって1台1台造られるロールスロイスだけに、ビスポークモデルでは、繊細なウッドパネルの象嵌細工仕上げなどユーザーの好みに応じ様々なオーダーにも応えてくれる。実際ゴーストも、全世界において82%が何かしらの特注で造られており、中でもここ日本では100%のゴーストがビスポークモデルだというから驚く。
特に最上級のレザーと、多彩な種類から選ぶことの出来るリアルウッドを贅沢にあしらったインテリアは、オーナーにとって日々直接触れる場所であり、こだわりが強く反映される部分だ。革の色合いや種類、屋根やピラーの内張り、インパネの色合いとの組み合わせ、果ては縫製するステッチの糸の色に至るまで、オーナー自身のセンスも問われることになるのだから、実に悩ましい。
その面倒な悩み、ぜひ抱えてみたいものだが、まずは31,320,000円~(ロングホイールベース版のエクステンデット・ホイールベースは37,120,000円~)を用意出来ることが、必須の参加条件となる。
[Photo&レポート:オートックワン編集部]
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