「カレラシリーズ」初となるターボエンジン搭載!ポルシェ 新型911カレラ/カレラSが新たにライトサイジングターボを搭載して登場!!
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
1963年のフランクフルトモーターショーでデビューしてから、50年以上にわたりスポーツカーのアイコンとして世界中で愛されてきたポルシェ「911」。
それは勿論、日本も例外ではない。昨今、同社のSUVモデル「カイエン」や「マカン」、4ドアクーペの「パナメーラ」といったモデルに注目が集まる中、それでも2014年、日本はポルシェのモデルレンジの中で、911の販売比率が世界で最も高いマーケットとなっている。
そんな、海外だけでなく日本でも愛されている「911」の基幹モデル「カレラシリーズ」に、初となるターボエンジンを搭載したモデル、新型『911カレラ/カレラS』が発表された。
新たにフェイスリフトされた新型 911カレラ/カレラSには、これまでの3.4リッター(カレラ)と、3.8リッター(カレラS)用の水平対向6気筒自然吸気エンジンから“ライトサイジング”した新開発の3.0リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンが搭載される。
最高出力/最大トルクは実質ダウンサイジングながらも、カレラSが420ps/500N・m、カレラが370ps/450N・mと、どちらも先代より出力は20ps、トルクも60N・m向上している。さらに燃費面でも従来型比で約12%向上している。
ボディサイズは、カレラSが全長x全幅x全高:4499x1808x1302mm、カレラが全長x全幅x全高:4499x1810x1294mm、ホイールベースは共に2450mm。エクステリアは、バンバーの両サイドにインタークーラーが配置されたことに伴い、今までよりも鋭い印象に。リアビューは、ルーバーがバーチカルタイプとなったほか、エンジンフードに縦のスリットが設けられている。
また、今回更に注目なのは、オンラインナビゲーションモジュールとボイスコントロールを備えたPCM(ポルシェ コミュニケーション・マネージメントシステム)が標準装備された点。
7インチのマルチタッチスクリーンを使い、ジェスチャーによるコントロールが可能なほか、手書き入力などスマホ感覚の操作が行える。さらに、Apple CarPlayにも対応しており、スマートフォンをWiFiで接続することも可能となる。
交通情報が利用できるようになったことで、ナビゲーションの性能も大幅に向上。Google EarthおよびGoogleストリートビューも初めて組み込まれ、方向をより正確に把握することが可能となった。
新型 911カレラ/カレラSは3月下旬よりデリバリースタート予定。
販売価格(消費税込)は、12,440,000円~18,130,000円。
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