一気に14車種へ展開へ!「BLUE HDi」新ディーゼルエンジン搭載「プジョー」「シトロエン」「DS」発表会レポート
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部・プジョーシトロエンジャポン
2017年初頭にかけて順次展開
一気に14車種の展開とは驚かされた!
これはプジョー・シトロエン・ジャポンが2016年7月12日に日本導入を発表したディーゼルエンジン「BlueHDi」搭載モデルの数だ。
まずは同日から発売開始の「プジョー308/308SW」(GT BlueHDi/Allure BlueHDi)及び「プジョー508/508SW GT BlueHDi」、「シトロエン C4 Feel BlueHDi」、「DS4 BlueHDi/DS4 CROSSBACK BlueHDi」を皮切りに、「DS5 BlueHDi」、「シトロエン グランドC4ピカソ/ C4ピカソ BlueHDi」、そして新規導入の新型車「プジョー3008 GT BlueHDi」が、2017年初頭までに順次導入されていく予定だ。
さらに車種名は明らかにされなかったが、プジョーからももう1車種GT BlueHDiの導入が控えているという。
こだわりが強く最高品質を求める日本のユーザーのために
クリストフ・プレヴォ プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社 代表取締役社長は会見で、2015年秋の東京モーターショーで掲げた3つのメッセージは全て実現されたと宣言。1つ目のメッセージ「日本市場における新成長サイクル」については現在+15%の成長を示しており、また「DS AUTOMOBILESの展開」もスタート。いよいよ「クリーンディーゼルBlueHDi国内導入」が始まったとした。
日本やインド・アジア市場などを担当するエマニュエル・ドゥレ PSAグループ インド・パシフィック地域事業部長は、日本市場について「市場規模こそ小さいが、ユーザーはこだわりが強く最高品質を求める」と説明。そんな厳しい目を持つ日本の人々に対しても、例えばトランスミッションにアイシン・エィ・ダブリュー共同開発の6速ATを採用するなど日本のテクノロジーも搭載したと話す。信頼性も高く、またパワー・性能・燃費などいずれの面においても日本のユーザーにも満足させることが出来るだろうと胸を張った。
また今後日本市場においても、環境性能の高いPHEVやEVの導入も検討していくとした。
長年に渡りディーゼルに取り組むPSAグループ
今回の発表に合わせ、クリスチャン・シャベル PSAグループ パワートレイン&シャーシーエンジニアリング研究開発部長がフランス本国より来日。PSAグループのディーゼルに対する長年の取り組みやBlueHDiのテクノロジーについて、プレゼンテーションを行った。
1958年に初の量産開始、2000年にDPF(微粒子フィルター)のワールドプレミアなど、長年のノウハウが蓄積され構築された「BlueHDi」は、3つの排気制御メカニズムから成り立っている。その詳細については、画像ギャラリーの図表も併せてチェックして欲しい。
「ディーゼルこそが地球を救う」!
このほか、「ディーゼルこそが地球を救う」著者の小川 英之 北海道大学大学院工学研究科(エネルギー環境部門)教授がキャスター・フリーアナウンサーの吉川 美代子さんとトークセッションを行った。
小川教授は「ディーゼルは誰にでも向いたクルマ」との持論を展開。日本におけるディーゼル乗用車は1998年ころほぼ絶滅しかけたが、近年シェアが徐々に増えている現状を伝えつつ、ディーゼル普及の意義やディーゼルエンジンの魅力について熱く語られていた。
[Photo&レポート:オートックワン編集部]
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