日産の新型セレナに搭載の自動運転技術「プロパイロット」で世界の流れのド真ん中に乗った!(1/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:原田淳
ついに新型セレナの新技術と姿が明らかに!
日産は今夏に発売予定の次期型セレナから採用される『プロパイロット』と呼ばれる半自動運転システムを発表した。このシステム、今年の1月8日に出した日産のプレスリリースによれば「2016年は、まず、高速道路上の単一レーンで安全な自動運転を可能にする技術を投入します」。
単一レーンでのアクセルとブレーキ制御だけならとっくに実用化されているため、次期型セレナはハンドルの制御まで行うと理解していた次第。「自動運転」ですから。
期待して、先に行われたプロパイロット技術説明会場で話を聞くと少しガッカリ。ハンドルから手を離した状態での運転は限定されるという。
ところが詳細を聞き「素晴らしい!」に変わりました。
プロパイロットはどんな自動運転技術?
車速10km/h以下で先行車の居る場合のみ、連続してハンドル制御を行ってくれるそうな。この制御、すでにメルセデス・ベンツとボルボ、BMWで採用されている(テスラもハンドル制御を行っているが信頼性に課題を抱えていると思う)。
ここで気になるのは「ハンドルから手を離して運転するのは合法か?」という点だと思う。
自動車の運転を定義しているジュネーブ条約によれば、手放し運転を全面的に禁止しているワケでない。車間制御付きクルーズコントロールのアクセルやブレーキと同様「適正に操作すること」しか定義されていない。
日本の禁止車両運送法や道路交通法でも全く同じ内容。自動操縦装置が付いている車両に限り「すぐ運転をできる状況(足はアクセルとブレーキをすぐに踏める様、ペダルの傍に置く。シートの上で“あぐら”をかいていたら安全運転義務違反)」であれば、ハンドルから手を離してもいい。
自動運転技術で世界に遅れを取っていた我が国ながら、日産は世界の流れのド真ん中に乗った、ということである。「やったね!日産!」と言いたい。
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