日産の新型セレナに搭載の自動運転技術「プロパイロット」で世界の流れのド真ん中に乗った!(2/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:原田淳
世界初はないけれど、あるとないとでは疲労度が全く違う
説明によると「低い速度域では先行車が居る時に限り、車線の中央をキープするようハンドルを制御します。高い速度域なら単独走行も制御します。ただし10km/h以上の速度域ではハンドルから手を離すと10秒で警告し、その後、制御を止めます」。
安全を確保出来る速度域は10km/hまでということなんだと思う。何度か書いてきた通り、ハンドル制御は低い速度域から徐々に実用化していくべき。安全に関わり技術は一歩づつが良い。
ちなみに高い速度域(65km/h以上)の「ハンドルに少し触っているだけでレーンをキープしてくれる機能」は、すでにスバル・レヴォーグから採用されたアイサイトver.3で実現済。
低い速度域での先行車追随機能も、メルセデス・ベンツとボルボとBMWで採用している。ということで残念ながら日産の「プロパイロット」で世界初は一つもありませんでした。
とはいえ、渋滞時(停車時)から巡航時までレーンキープ機能が付いていれば、ロングドライブ時など非常に便利。先日、オートックワンでも紹介したボルボの新型S90試乗レポートでも書いた通り、軽くハンドルに手を添えているだけで車線の真ん中をキッチリ走ってくれる。
付いていないクルマと比較したら疲労度など全く違う。
プロパイロットのシステム構成は非常にシンプル
また、システムの構成は自動ブレーキのセンサーと共用する単眼カメラだけというシンプルなもの。その気になればコストも抑えられる(実際はブラインドコーナー警報などとセットオプションか?)。
プロパイロットと合わせ、次期型セレナの大きな魅力になることだろう。
技術説明に続き、テストコースで渋滞時のノロノロ走行を想定した試乗も出来た。
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