自動運転技術「プロパイロット」搭載でライバルを猛追!魅力の高まった新型「セレナ」【徹底解説】(1/3)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
新型「セレナ」の登場で、売れ筋ミニバンが出揃った!
「ミニバン」が普及しだしてから約20年が経過した。2000年前後は「ミニバンブーム」などといわれたが、今ではかなりの台数が普及したこともあって、目新しさでミニバンが購入されることはなくなった。
今日のクルマ選びにおいては、合理性や経済性が重視される。ミニバンは、空間効率という点においては優れているものの「せっかくミニバンを購入したけれど、結局は空気を運んでいた」という話も聞かれる。ミニバンの販売比率も、以前に比べると低下している。
しかし、最近になってミニバンはフルモデルチェンジが続き、再び注目を集めている。
昨年、2015年1月に「トヨタ ヴェルファイア&アルファード」、同年4月に「ホンダ ステップワゴン」、同年7月は「トヨタ シエンタ」、そして直近では2016年6月に「トヨタ エスティマ」が大幅なマイナーチェンジを実施した。
そして、2016年8月25日に「日産 セレナ」がフルモデルチェンジを実施する。5ナンバーサイズが基本の2リッターエンジンを搭載する背の高いミニバンで、歴代モデルにわたり好調に売れてきた。
これで、ミドルサイズミニバンの売れ筋車種「トヨタ ヴォクシー/ノア/エスクァイア」「ホンダ ステップワゴン」「日産 セレナ」がそろって新しくなり、選びやすくなりそうだ。
従来と同じプラットフォームを継承・・・厳しい制約のなかでのフルモデルチェンジ
ミニバンは国内向けに開発され、同じユーザー層をターゲットにするから競争も熾烈。
結果、フルモデルチェンジは「後出しジャンケン」の繰り返しになった。ライバル車を見据えて開発を行い、着実に進化させないと追い抜かれるから、互いに商品力を高め合っている。
特に、近年のミニバンで注目される進化は「プラットフォーム」だ。
2005年に発売された3代目ステップワゴンが大幅な低床化を行い(2015年に登場した5代目の現行型も同じベースを使う)、ヴォクシー&ノアも現行型では床の位置を85mm下げた。低床化すれば乗り降りがしやすくなり、重心高が下がって走行安定性や乗り心地も向上させやすい。
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