みんなの期待を一手に背負い込み、日産新型ノートいよいよ正式発表!
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
行くぞッ、年間目標販売台数35万台!
日産が今夏、イチオシ車種として世に送りだした新型ノート。
昨日、その工場本格稼動に向けたオフライン式典が、子会社化された日産九州(株)の苅田工場で挙行された。
新型ノートは、新生日産九州で製造される新型車第1号。今回の新型ノートオフライン式典は、そういった意味合いを含めた大々的なイベントとなり、工場で働く従業員をはじめ、東京、九州地区の報道陣も多く集まった。
イベントは、日産の役員や開発陣を乗せた全8色のカラーの新型ノートが登場し、生産ラインを担当する従業員より、稼動に向けた宣誓の言葉も披露されるなど、社全体が一丸となって新型ノートを世に送り出すという、高い意気込みが感じられる内容であった。
また、ノートの生産ラインも報道陣に公開され、ハイテクロボと従業員によって緻密かつ効率的に組み立てられる現場が披露された。工場敷地内のプールには、厳しい最終検査を経て完成したノートが所狭しと並べられ、まさに門出の瞬間を待つといった光景が広がる。
“ハイブリッドに負けない次世代コンパクトカー”を掲げる新型ノートは、新開発の直噴ミラーサイクルエンジンに高効率スーパーチャージャーを搭載し、リッター25.2km/Lの低燃費を可能とする注目の一台。
他社が続々と低燃費への新技術を搭載したニューモデルを投入してくる中、 新型ノートは後発としてのテクニカルアドバンテージを有利とし、 年間販売台数をグローバルで35万台、その内国内においては12万台(2012年度は10万台)という高い目標を設定する。
新型ノートは、ティーダと統合する形で開発されたモデル。 そのためワンランク上級のティーダユーザーにも満足してもらうことを念頭において開発が進められ、その質感や居住空間においては、ライバルを凌ぐレベルの高い仕上がりが自慢だ。
こうした完成度の高さが評判を呼び、8月27日時点ですでに7000台の予約注文を受けていると、同社国内営業本部の西沢常務は話す。 西沢常務は、ホームマーケットで2位の地位をどう維持しながら戦っていくかが課題だとし、 今後はセレナとノートを中心に、国内販売の17%を担う考えを示した。
日産九州はマザープラントへ
日産九州で製造されることとなった新型ノート。実は生産拠点に関しては様々な議論が生じたという。円高の背景から、これまでの神奈川県追浜工場のノート生産ラインを海外に移すか、もしくは海外依存からの脱却を図り、やはり国内に留めておくかなど、日産にとって肝入りの車種だけに答えはそう簡単にでなかったという。
子会社化した日産九州での生産が決定した背景には、やはり“ものづくり大国日本”の心構えを無くすわけにはいかないという考えがある。これに伴い、地場である九州地区をはじめ、極東アジアのサプライヤーから85%の部品を調達し、一旦苅田に集荷させてから組み立てを行う。そこから国内およびグローバルへの輸出という流れを確立し、国内生産の空洞化に歯止めを掛けたい考えもあるようだ。
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