トヨタ、インテルと次世代車載情報通信システム技術で共同研究へ
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情報通信に関する研究をスタート
トヨタは、米・インテル社と、現在のナビゲーション等に代わる次世代車載情報通信システムに関する技術の共同研究について、MOU(Memorandum of Understanding:了解覚書)を締結した。
トヨタによると今回の共同研究は、『「車載情報通信システム(車載機側)を介したお客様(ドライバー)への最適な情報提供手法」ならびに「車載機本体とその周辺にある情報機器とのシームレスな情報通信技術」について、情報通信技術で実績のあるインテル社と研究を進める』のだという。
今後、渋滞情報や目的地の検索、レーダークルーズコントロールなど運転支援機能といった、クルマとお客様がやり取りをする情報の増加が予想される中、情報を扱う操作において、運転の妨げにならないヒューマンマシンインターフェースのあり方などを研究する。
またWi-Fiなど様々な通信方式の活用が進むなか、スマートフォンなどユーザーが使用する情報機器とクルマとの接続性、連携を高めるための通信技術を研究する。 さらにはクルマが家などの社会とシームレスにつながることを可能にする通信技術の研究も進めていく。
なお、具体的な研究の開発時期や期間などは明らかにされていない。