ホンダ、東日本大震災での取り組み「通行実績情報マップ」がグッドデザイン大賞の候補に
ホンダは、東日本大震災でのインターナビによる取り組み「通行実績情報マップ」が、公益財団法人 日本デザイン振興会が主催する「2011年度グッドデザイン賞」審査対象数全3,162点の中から「2011年度グッドデザイン大賞」候補の6点のうちの一つに選出されたと発表した。
なお、2011年度グッドデザイン大賞は11月9日に発表される予定となっている。
今回「2011年度グッドデザイン大賞」の候補に選出された「通行実績情報マップ」は、ホンダのカーナビゲーションシステム「インターナビ」が収集したクルマの走行データ(フローティングカーデータ)を用いた東日本大震災での移動支援の取り組み。
今回、社会貢献活動のデザインのカテゴリーにエントリーし、「2011年度グッドデザイン大賞」の候補に選出された。
ホンダは震災翌朝、被災地域に居住する方や支援に向かう方々のスムーズな移動を支援する目的で、3月12日10時30分より、同社の「インターナビ」会員の走行実績データを活用した通行実績情報を公開した。
また、より多くの方が現地の道路通行状況を把握するのに役立てていただくため、この通行実績情報は3月14日からGoogleの「Google 自動車通行実績情報マップ」で、4月21日からYahoo! JAPANの「Yahoo!地図」の道路通行確認マップで公開。さらに、4月27日からは通行実績情報に加え、両社に渋滞実績情報の提供も行っている。
「2011年度グッドデザイン賞」の審査では、
「インターナビの通行実績情報が東日本大震災の翌日から威力を発揮したことは記憶に新しい。被災地に向かう支援物資の車両、ボランティア団体、被災関係者などはこのオープン化された情報にどれほど助けられたことだろう。
<中略> Hondaは情報の正確さを求め、前日の24時間以内の情報のみを毎朝10時に更新するなど被災地に向かう人々へ提供し共有を続けた。その後、自動車各社もこれに追従し、情報を提供し始める。独自に進めていた双方向通信型カーナビによる通行実績情報が大震災時に応用できると誰が予測しただろう。
この実績をもとに世界の震災時に役立てられるように展開して頂きたい。長年の企業努力と震災後のサービス提供に対して、担当した審査委員一同は最も高い評価をしました」
と評価され、「2011年度グッドデザイン大賞」候補の6点のうちの一つに選出された。
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