トヨタ プリウス、国内累計販売台数が100万台を突破
トヨタは、日本国内での「プリウス」累計販売台数が本年8月末までに約102万台と、100万台を突破したと発表した。
トヨタは、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車「プリウス」を発売し、2000年からは北米や欧州など海外でも販売を開始。
2003年には2代目「プリウス」を発売。さらに2009年には3代目となる「プリウス」を発売し、現在では日本をはじめ、北米を中心に世界で約70の国・地域で販売している。
なお、全世界での累計販売台数は本年8月末で約236万台に達している。
2009年に発売した3代目「プリウス」は、システム全体の90%以上を新開発したハイブリッドシステム「リダクション機構付のTHSII」を搭載し、世界トップとなる燃費性能「38.0km/L」と2.4L車並の動力性能の両立を実現。
さらに、標準の走行モードに加え、走行シーンにあわせて選べる3つのドライブモードを設定するとともに、「ソーラーベンチレーションシステム」をはじめとする先進装備の採用など、時代をリードする「プリウス(ラテン語で“先駆け”)」の名に相応しい革新的な進化を遂げた。
また、本年5月には、5名乗車の2列シート車と7名乗車の3列シート車の2タイプを設定した「プリウスα(アルファ)」を発売し、ラインアップを拡充。
3列シート車には、トヨタのハイブリッド量産車として、初めてリチウムイオン電池を採用したほか、燃費性能は「31.0km/L」を実現。乗る人の多様なライフスタイルに応えるハイブリッド車の新たな可能性を提示した。
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