ブリヂストン、タイヤセーフティレポート「タイヤの“偏摩耗”知らないドライバーは4割以上」
公開日:
最終更新日:
ブリヂストンは、自家用車を所有して月に一回以上クルマを運転する男女1,000人に対して行った調査結果を発表した。
その結果、ドライバーの4割以上がタイヤの「偏摩耗」という現象を知らないことが分かった。
「偏摩耗」とは、タイヤのトレッド(路面との接地面)が道路条件や使用条件等により、部分的に異常に摩耗する現象である。
「偏摩耗」は振動や騒音の原因になるだけでなく、タイヤ寿命の短期化やタイヤ本来の性能(排水性など)を悪化させる可能性がある。
「偏摩耗」を防ぐ方法は主に「タイヤの適正空気圧保持」、「定期的なタイヤの位置交換(ローテーション)」の2つがあり、当社は安全啓発の一環として、それぞれ月に一度のタイヤ空気圧チェック、5,000km※を目安とした定期的なローテーションを推奨している。
しかし、自分の運転するクルマのタイヤ適正空気圧を知らないドライバーは約5割、ローテーションの目安走行距離がわからないドライバーは4割以上にのぼるのが現状。
クルマの部品で唯一路面と接しているタイヤの点検は、安全で快適なカーライフに欠かせない。
これから始まる秋の行楽シーズン、お出かけ前のタイヤ点検を忘れずに!
※ 5,000kmはブリヂストン推奨の走行距離。カーメーカーのオーナーズマニュアル(車両取扱説明書)に記載がある場合は、それに従う。