ポルシェ、パナメーラSハイブリッドを導入へ
ポルシェAGは、4ドアグランツーリスモの「パナメーラSハイブリッド」を導入すると発表した。
「パナメーラSハイブリッド」は、スポーツ性とエレガンスを犠牲にすることなく、279kW(380ps)の最高出力と、6.8L/100kmというクラス最少の燃料消費量を両立。
パナメーラSハイブリッドはポルシェ史上、燃料消費量とCO2排出量がもっとも少ないモデルとなる。
この値を達成するために貢献しているのが、オプションで用意されたミシュランのオールシーズンタイヤ。パナメーラ専用に開発されたタイヤは、転がり抵抗を低減している。また、標準装着タイヤの場合のパナメーラSハイブリッドの燃料消費量は7.1L/100km(NEDC)となっている。
また、パナメーラSハイブリッドは静止状態から100km/hまでを6.0秒で加速し、最高速度は270km/hに達する。走行条件にもよるが、85km/hまでの速度であれば、電気モーターだけで約2kmの距離を走行することが可能。
エンジンは、すでにカイエンSハイブリッドで実績のあるドライブユニット、スーパーチャージャーを備える3.0 リッターV型6気筒エンジンは245kW(333PS)を発生し、47PS(34kW)の電気モーターによってアシストされる。トランスミッションは、カイエンの各モデルに標準装備されているワイドレシオの8速ティプトロニックS。
新たにハイブリッドバージョンが加わったパナメーラのモデルレンジは、計6種類のモデルで構成されることになる。
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