メルセデス・ベンツ「V 220 d Sports」を発売…価格は680万円
メルセデス・ベンツは、Vクラスのラインアップに“V 220 d Sports”を追加し、7月5日より注文受付を開始した。なお、配車時期は9月頃を予定している。価格は680万円(消費税込)。
ベースモデルはV 220 d
V 220 d Sportsは、「V 220 d」モデルをベースに、内外装のスポーティでスタイリッシュな印象をより強調するAMGラインを採用した。このAMGラインは、すでにロングボディのV 220 d Sports longで採用されている。
エクステリアには、AMGデザインエクステリア(フロントスポイラー、リアルーフスポイラーリップ)、専用19インチAMG7ツインスポークアルミホイール、インテリアには、カーボン調インテリアトリム、ステンレスアクセル&ブレーキペダル(ラバースタッド付)を備えている。さらに、通常は有償オプションとして設定しているメタリックペイントを、一部を除き無償オプションとした。
2.2リッター直列4気筒BlueTECを搭載
クリーンディーゼルモデルのVクラスに搭載される“2.2リッター直列4気筒BlueTEC”は、世界でも厳しいとされる日本のディーゼル規制「ポスト新長期規制」に適合した日本専用開発のエンジンである。
BlueTEC搭載モデルは、エンジン内部の技術改善によって排出ガスの生成を最小限に抑えるだけではなく、画期的な触媒システムにより、効率的な排出ガス処理を実現。それを可能にしているのが、メルセデス独自のAdBlue(尿素水溶液)インジェクターとSCR触媒コンバーターだ。
排出ガスにAdBlueを噴射し、熱反応によってアンモニアを生成させた後、SCR触媒コンバーターを通過させることで、化学反応により有害な窒素酸化物の大部分を無害な窒素と水に分解する。
また、優れた環境性能と同時に扱いやすくてストレスない加速を提供し、静粛性にも優れている。
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