俳優 岩城滉一が20年ぶりのレース参戦【Audi R8 LMS CUP】

アウディのワンメークレースが日本初開催

アウディジャパンは、7月25日（金）、26日（土）に富士スピードウェイにてアウディのワンメークレース「Audi R8 LMS CUP」を日本で初開催した。「Audi R8 LMS CUP 第2戦」は22台のR8 LMSが参戦。中でも注目を集めたのは、20年ぶりにTeam Audi Japanから参戦した俳優の岩城滉一氏の登場。レース1、レース2共に17位完走を果たした。

レース1はアンドレ・クート（#10 Brothers Racing Ream）が優勝。2位は李英健（#9 Audi Michelin Racing Team）、3位に方駿宇（#68 KAMLUNG Racing）が入った。

また、同日に行われたレース2はアレックス・ユーン（#8 Audi TEDA Racing Team）が優勝。2位にラーヘル・フレイ（#66 Castrol Racing Team）、3位は柳庆旭（#55 Audi Korea）という結果となった。

第2戦ハイライト

3年目を迎える今年のレースの最大の特徴は、プッシュボタンを押すとエンジンの出力が50馬力アップするブースト機能『push-to-pass』を駆使した追い抜き戦。使用可能数がそれぞれのコース特性によって決められ、富士スピードウェイでは合計12回の使用が可能。戦略的な場面で効果的にこのブースト機能を使用することがレース結果を大きく左右した。

コメント

Team Audi Japan ドライバー岩城滉一氏

「20数年ぶりにレースに参戦し不安もあったが、R8 LMSの安定感のある走り、性能のおかげでレースを楽しむことができた。いくつもの素晴らしい自動車メーカーがあり、歴史ある日本のモータースポーツをもっと世界に知ってもらいたい。63歳になったが、機会があればまたぜひ挑戦したい。」

アウディジャパン代表取締役社長 大喜多寛氏

「ずっと日本でワンメークレースを開催したいと思っていた。20台以上のR8 LMSが走る様子は壮観。このレースをきっかけにモータースポーツがアジアに広まることを期待している。」