日産、復活したダットサンブランド第1号「GO」を発表
日産は15日(月)、復活したダットサンモデルの第1号を発表した。
ダットサンは、ニッサン、インフィニティに続く日産自動車の第3のブランドで、同社の中期経営計画「日産パワー88」において重要な役割を担っている。
ダットサン「GO」は、日産が2012年3月に発表した‘ダットサンブランドの復活’を実現させたモデルで、エンジンに1.2リッターエンジンを搭載し、5速マニュアルトランスミッションを組み合わせた5ドア前輪駆動のハッチバックモデル。ボディサイズは、1635mm×1485mm×3785mm(全幅×全高×全長)。
販売価格は、40万ルピー(約68万円)以下という低価格に設定されている。
ダットサンブランドの責任者であるヴァンサンコベ氏は、「インドやインドネシア、ロシア、南アフリカのような国で、お客様が初めてクルマの所有を検討するとき、まずその方は、クルマを買うことを夢のように感じます。その夢を実現させるためには、アクセス(入手のしやすさ)が必要であり、ブランドとの一体感がなければいけません。また、このクルマの購入のために、彼らは自分の可処分所得の大半を費やすことから、ブランドと商品に対して全幅の信頼が置けることが重要となります。Dream(夢)、Access(アクセス)、Trust(信頼)は、ダットサンブランドが体現する重要なブランド価値なのです。」とコメント。
さらに、日産自動車 カルロス ゴーン社長は、「本日は、日産自動車にとって、そして高成長を続ける市場のお客様とパートナーの皆さんにとって歴史的な日です。ここインドのお客さまにとっては、クルマを購入するという夢の実現に一歩近づくエキサイティングな瞬間となりました。」と、コメントしている。
「GO」は、インドで2014年初頭に発売予定。その後、2014年後半にはインドネシア、ロシア、南アフリカで発売予定される予定。
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