ホンダ、日本科学未来館にて「自律型説明ロボット」としてのASIMO実証実験を実施

挙手で示されたお客様の意向を瞬時に認識するASIMO認識した画像をリアルタイムにディスプレイ表示し、自らの機能を説明するASIMO

ホンダは、人とコミュニケーションできるASIMOの実用化を目指し、7月3日(水)~8月2日(金)の期間、日本科学未来館の協力のもと、ASIMOがさまざまな人々とやりとりをしながら、自らの機能を説明する「自律型説明ロボット」の実証実験を実施する。

2011年11月に発表したASIMOは、世界初の自律行動制御技術を搭載することで自律性を高め、周囲の人の動きに合わせて自ら行動する判断能力を備えたことで、人による操作を受けずに連続して動き続けることを可能とした。

今回の実証実験では、ASIMOが、日本科学未来館の来場客に対し、ASIMO自身に備わっている機能を自ら説明する。その際、ASIMOが質問を投げかけて来場客の挙手による返答を見て意向を推定したり、身振りを交えてわかりやすく解説をしたりするなど、人とASIMOがインタラクティブにやりとりを行う。

また、来館客の行動をネットワークを介してセンシングすることで、ASIMO自らが数十人の反応を瞬時に認識し、オペレーターが逐次指示することなく、判断を繰り返して説明の進行を自律的に行うことができる。

この実験では、ロボットの強みである記憶能力を活かして、さまざまな説明内容をあらかじめ蓄積し、複数のセンサーから人々のニーズを推定して、分かりやすく伝えることのできる「自律型説明ロボット」の価値を実証する。また、人や環境の状況が常に変化するリアルワールドで、人とASIMOがインタラクティブなやりとりを行うことによって、さまざまなデータを収集し、今後の研究開発にフィードバックすることも狙いとしている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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