BMW 320d BluePerformance 燃費レポート(3/4)
- 筆者: 永田 恵一
BMW 320d BluePerformance 燃費レポート【郊外路編】
郊外路区間では8速ATの完成度と演出、乗り心地についてお伝えしたい。
8速ATのシフトアップポイントは1、2速が2000回転弱、3速以上が1500回転程度なのだが、極上にスムースでタコメーターを見ていないとシフトしたか分からないほどだ。
それ以上に印象的だったのがシフトのスムースさとは真逆なようなことになるのだが、パドルシフト(2万2000円のオプション)を使うか、スポーツプラスの走行モードを選んだ時に感じられる心地よいシフトショックだ。これはスポーツ系の2ペダル車で時折見られる演出なのだが、走りを楽しみたい時や気分を高揚させたい時には非常に面白い。何よりもディーゼル車にもドライバーを楽しませるアイデアが盛り込まれていることが嬉しい。
乗り心地に関しては率直なところ期待を下回るものだった。
具体的には荒れた路面を通過するときが代表的なのだが、ショックの吸収自体は「ガツン」と来るものはなく申し分ないのだが、その後の揺れの収まりが悪く感じられた。
この現象の原因は3シリーズが履くランフラットタイヤなのか、サスペンションセッティングなのかよく分からないが、これまでに何度か3シリーズに乗った経験ではこういった印象はなかった。もしかすると試乗車が今年5月登録の走行2000km台の新しいクルマだったため慣らしが足りなかった、試乗車のコンディションが本来の320dと違っていたといった事情があったのかもしれない。
燃費はこの区間でも18.3km/Lを記録。テストは前回レポートしたクラウンハイブリッドと同時に行ったのだが、この数値を見るとディーゼルがハイブリッドとならぶ低燃費技術として注目される理由がよく分かると思う。
BMW 320d BluePerformance 郊外路の実燃費/18.3km/L
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