三菱 MINICAB MiEV 試乗レポート(1/3)
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部
MINICAB-MiEVはビジネスシーンにもってこい!
三菱自動車イコール電気自動車という図式がすでに浸透してきた昨今、その三菱から新たにもう一台の電気自動車が追加された。その名は「MINICAB-MiEV」。
三菱自動車は、EVをビジネスシーンにおいて本格的に普及させていきたいと考えており、自社の軽商用車である「ミニキャブ バン」をベースに、そこへi-MiEVのノウハウを詰め込んで、次世代商用EVとして送り出してきたのだ。
まず、グレードは2タイプというシンプルな設定。エクステリアやインテリアに違いはなく、その差は航続可能距離にあるだけというとてもわかりやすいラインナップだ。
まずベースグレードの「CD 10.5kWh」は、JC08モードの一充電走行距離が100km、一方の上級グレードの「CD 16.0kWh」は、150kmの走行が可能というもの。モーターの41ps/20kgf・mというパワーはどちらも共通で、2WDの後輪駆動という点も同じだ。あえてお伝えすると、車重がリチウムイオン電池の容量の違いによって生じる20kgという差のみだ。
そして肝心な充電時間は、まず急速充電でベースグレードの「CD 10.5kWh」が約15分(80%)、そして上級グレードの「CD 16.0kWh」が約35分(80%)。通常充電であれば、「CD 10.5kWh」が100ボルトで14時間、200ボルトで4.5時間。そして「CD 16.0kWh」が100ボルトで21時間、200ボルトで7時間といった具合だ。
このMINICAB-MiEVがビジネスシーンで頻繁に用いられることを望めば、充電は極力短い時間で終えたいもの。最近では電力会社を含めた9社合同での会員制急速充電サービスの話も合意に至ったわけだが、こちらは平成24年からのサービス開始予定。やはりこの辺のインフラ問題は、自動車メーカーなどの企業だけに任せるのではなく、地方自治体や、関係省庁がもっと積極的に参加するカタチで早急な建設的対話を進めてもらいたいものだ。
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