かわいいあいつが、いつの間にやらイケメンに!?/MINI 新型「ミニ クラブマン」試乗レポ(1/5)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:原田淳・小林岳夫
ナビの進化が象徴する、新世代MINIの美点とは
ナビはコックピットの円の造形の中央にうつくしく機能的に収まり、その使用法もコンパクトセグメントとしては今や輸入車の十八番となっている、コンソールに操作ダイヤルを置く方式を採用。無駄に視点と姿勢を移動させない、軽やかな使いやすさを手に入れている。
国産車ではいまだにとても多いのだけど、ナビの画面を直接触らせるタッチパネル方式は、シートに一旦預けた背中をわざわざ起き上がらせなければいけないという必要があるため、イマイチ効率的ではない。
画面が指の脂で汚れるのもキチャナイし、もっと深刻なことに加齢を重ねると指のカサつきで画面が反応しないという悲しい現実も立ちはだかるという(辛うじてまだ大丈夫な筆者)。
最近では爪で反応するタイプも激減した。指の腹でひたすらちいさなボタンをイライラしながら狙い定めて押してみる→違う画面開く→余計にイラっ!
みたいな、それってコントかよ?!なシチュエーションを経験するたび、もう全部のクルマ輸入車とおんなじようなダイヤル式にしてくれよな!と思うほど、このダイヤル方式は使い慣れるたびに激烈に便利である。
今井優杏は宣言する。2代目クラブマンはお買い得である、と!
話がそれてすみません、というわけでイケてるナビ操作系を持つMINIに、新しい仲間が追加された。
MINIクラブマンだ。
1.5リッター3気筒ターボエンジンのミニ・クーパー・クラブマンと2.0リッター4気筒ターボのミニ・クーパーSクラブマンがラインナップされる。
クラブマンとしては2代目になるモデルだが、2013年にエンジンがダウンサイジング化されたMINIファミリーとしては、すでにコナレ感すら漂うほどエエ感じに熟成を始めているので、パッケージにビギナー感は微塵もない。この辺もいたくお買い得な感じがする。
モデルとしてはフレッシュなのに、ナカミがある程度信頼のうえに熟成されているなんてオイシイじゃないですか。
[その魅力は「顔」にこそ現れる・・・次ページへ続く]
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