メルセデス・ベンツ Eクラスカブリオレ 新車発表会速報

Eクラスの4座オープン「E350カブリオレ」を発表

メルセデス・ベンツ日本は20日、新型E350カブリオレを発表した。

新型Eクラスは、セダン、クーペ、ステーションワゴンに加えて、このカブリオレを新たに投入したことにより、4カテゴリのラインナップが出揃った。つまり、Eクラスシリーズとしての完成形を意味するものになっているという。

新型E350カブリオレの特筆すべき点は、不快な風の巻き込みを低減してくれるエアキャップと呼ばれる新開発の装置をフロントウィンドウフレーム上部に取り付けた点。

それから寒冷時にも快適なオープンエアードライビングが楽しめるよう、ヘッドレスト下部から首もとに温風を当てるエアスカーフを採用するなど、新たなカブリオレの快適性の提案といったイメージが強い。

このエアキャップは時速160km／hまでの速度で起動することができ、最高速度域までそのまま使用し続けることができるという。さらに室内に発生する乱流を低減できるとし、静粛性にも寄与するという。

スタイリングでは、ルーフをアコースティックソフトトップのみの採用とし、ハードトップにはない自然の流れを感じさせる優雅な雰囲気を醸し出している。

こちらは時速40km／h以下での開閉が可能で、開閉に要する時間は約20秒としている。

安全性の面では、カブリオレ専用に強化された高剛性ボディや11個のエアバックを装備するなどの配慮も欠かしていない。エンジンはV6 3.5リッター（200kw／350N・m）で、トランスミッションは7速ATが搭載される。

新型E350カブリオレは、当面は左ハンドルのみの設定で、8,980,000円という価格設定で用意される。

正直言って、このモデルとしてはかなりお値打ちなプライスといえるだろう。