小河諒選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」(1/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
次々とロードスターを乗り継ぐ小河選手は「わらしべ長者」!?
今回のゲストは現役大学生レーサー・小河諒選手!
2011年、若手レーシングドライバーの登竜門FCJ(フォーミュラ・チャレンジ・ジャパン)にDUNLOPカラーにて参戦決定!
実は小河選手は二世ドライバー。レース中の事故によって亡くなった“ハコの名手”小河等さんを父に持つことから、世代を渡ってのファンも多いレーシングドライバーです。
そんな小河選手の愛車はマツダ・ロードスターでした。
―どうしてロードスターを選んだんですか?
実は買ったんじゃなくて、もらったんですよ!国道246号線沿いの、“RSアイザワ”さんという、レースから街乗りまで揃えてるロードスター専門店があって。当時クルマがなかった僕に、「倉庫で眠ってるのが1台あるから、いいよ」と走れる状態にして譲って下さったんです。
―ということは、チューニングもされたような状態で受け取ったんですね?
アシ周りとタイヤですね。15インチにしました。愛知県の方に、幸田サーキットっていうのがあるんですよ。
―な、なんですかやぶからぼうに。サーキット?
まぁまぁ、聞いて下さい(笑)。そのサーキットは某メーカーのテストコースも兼ねてる、実はすごいコースなんですけど、そこのサーキットの人たちに協力してもらって、ドリフト・グリップ・スラロームなど、一般のお客さんが帰った後にいつも、練習をさせてもらってたんですよ。ロードスターで。
でもあるとき、僕の愛知県の師匠である福山英朗さん(レーシングドライバー・三重県出身)に「もうロードスターはいいから、もっと速いクルマで練習しなさい」と言われて。で、練習で使う予定だったタイヤを貰い受けて来て、このロードスターに付けたんです。
―すごい!わらしべ長者みたい(笑)ほぼ元手ゼロ。
父(レーシングドライバー。故・小河等氏)が愛知県出身だったので、幸田サーキットの皆さんは僕を息子みたいにかわいがってくれていて、応援してくれてるんです。
―それは小河選手のお人柄ですよ!で、サスペンションも変更してる、と。
はい、ロードスターはもともと硬めだそうなんですが、さらに締めました。
―実際に乗った感じは?
路面の振動がめちゃくちゃ伝わってきますね(笑)だから誰かを乗せるときは、ボコボコを感じさせないようにすごく丁寧に運転します。一人で乗るときはお構いなしですけど(笑)。
―私もオープンカー乗りなんですけど、そんなにアシを固めちゃって、対ボディ剛性はどうなんですか?耐えられます?私のだったらすごく挙動が乱れそう!
基本的には問題ないですよ!ボンネットの下に細いフレームが通っているんですけど、古いので、それがちゃんと接着されてなくてガタガタするくらい。
それよりもコーナリングとか、むしろめちゃくちゃ面白いですよ!ちょっと早めに切り込んでもちゃんと付いてきますし。特性としては、オーバー(ステア)気味なんですよ。だから楽しいんです。
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