まるで「コンセプトカーそのもの」世界初“マルチステージハイブリッド”や“10速AT”搭載「レクサス LC」日本初披露
- 筆者:
- カメラマン:オートックワン編集部/Lexus International
レクサスは、2016年1月に開催されたデトロイトモーターショーにて世界初公開した新型ラグジュアリークーペ「LC500」と、その僅か1ヶ月後にワールドプレミアとなったLC500のハイブリッドモデル「LC500h」の2モデルを、5月19日、東京・天王洲にある寺田倉庫のイベントスペースにて日本初披露した。
一見するとコンセプトカー然としている2台のレクサス LCは2012年のデトロイトモーターショーに出展していたコンセプトカー「LF-LC」の市販モデル。
「LF-LCの発表後、多くの皆さまから強い(市販化への)ご要望を頂き、その“熱い声”がレクサスを動かし『実際に世の中に送り出すモデルとして開発しよう』という決断に至りました」と、レクサス チーフエンジニアの佐藤 恒治氏は話す。
LF-LCとLCの画像を比較してご覧頂くと、LF-LCのデザインが忠実にLCへと昇華されているのがお分かり頂けると思う。
デザインについてはLF-LCのテイストを活かしながらも、それを「超えていく」ひと目で心揺さぶられるようなデザインを目指して開発され、そのこだわりについて佐藤氏は「1mmの面の造り込みに3ヶ月かけるほど、情熱に溢れていた」と語る。
LCでは、ガソリンモデルの「LC500」とハイブリッドモデルの「LC500h」の2モデルをラインナップ。
「LC500」は、5リッターV8エンジンにレクサス初採用となる新開発の10速ATを搭載し、V8が奏でる心を刺激するエンジンサウンドと、どんなレンジでも切れ味の良い変速を実現。10速ATについては、アクセルやブレーキ、車両のGからドライバーの意図を読み取り、最適なギヤを選択する新制御も採用されている。
LC500 主要諸元
全長×全幅×全高:4,760×1,920×1,345mm/ホイールベース:2,870mm/エンジン型式:2UR-GSE/排気量:4,968cc/最高出力:349kW [475ps]/7,100rpm/最大トルク:530N・m [54.0kf・m]/4,800~5,600rpm/価格:未定
「LC500h」は、新開発の「マルチステージハイブリッドシステム」を採用。2つのモーターを使用するレクサスのハイブリッドシステムに有段ギアの自動変速機構を組み合わせることで従来のシステムより駆動力を30%向上し、パワフルでダイレクトな走りを実現。
変速制御により、アクセル操作に連動したダイレクトな加速フィーリングが得られるとともに、システム効率の高い低燃費で快適なクルージングを両立するハイブリッドシステムとなっている。
LC500h 主要諸元
全長×全幅×全高:4,760×1,920×1,345mm/ホイールベース:2,870mm/エンジン型式:2GR-FXS(V型6気筒)/排気量:3,456cc/最高出力(エンジン):220kW /6,600rpm/最大トルク(エンジン):348N・m/4,900rpm/最高出力(システム全体):264kW/価格:未定
「LC500」「LC500h」いづれも現時点での価格は未定で、日本での発売は2017年春頃を予定している。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。