ホンダ 新型軽自動車「N BOX」新型車解説(1/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:茂呂幸正
N BOXを皮切りに、Nシリーズが今後も登場予定
東京モーターショーのプレスデー開幕日に、ショー会場でホンダの新しい軽自動車「N BOX(エヌ・ボックス)」が発表された。
Nの名はホンダがかつて大ヒットさせた軽自動車「N360」に由来するもので、見るからにボクシーなスタイルをそのまま「BOX」と示したもの。圧倒的な広さの室内空間を持つのが大きな特徴だ。
標準の「N BOX」と「N BOX カスタム」の2種類のボディに搭載されるエンジンは新開発の660ccで、ホンダの軽自動車では初のCVTと組み合わされている。極めて意欲的な軽自動車で、ホンダは今後、このN BOXを皮切りにNシリーズの軽自動車が投入していくという。
ホンダのMM思想(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)を具現化
N BOXはホンダが軽自動車事業を抜本的に見直した上で、プラットホームからパワートレーンまでを全面的に一新して開発したクルマであり、軽自動車市場のど真ん中に投げ込む剛速球といったイメージのクルマだ。軽自動車では今、ワゴンRやムーヴなどのハイト系のモデルが売れると同時に、タントやパレットなどのモアスペース系のモデルも良く売れている。その売れているボリューム市場に改めて参入するのがN BOXだ。
ホンダはかねてからマン・マキシマム、メカ・ミニマムというMM思想を設計思想の基本に据えたクルマ作りをしてきたが、軽自動車規格のボディの中に圧倒的な室内空間を持つN BOXはその思想を具現化した典型的なクルマといえる。
新設されたプラットホームはエンジンルームを思い切り小さくしたほか、ホンダならではの前席下に燃料タンクを配置するセンタータンクレイアウトを採用し、大きな室内空間の創造につなげている。
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