フェラーリ、スポーティでエレガントな新型ポルトフィーノを世界初公開【フランクフルトショー2017】
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:Ferrari N.V.
フェラーリは、2017年9月12日に開幕したフランクフルトモーターショー(IAA)で、スポーツ性とエレガンス、快適な乗り心地が融合した新型ポルトフィーノのワールドプレミアを行った。
2016年と2017年の2年連続で「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」を受賞したエンジン・ファミリーの一員であるフェラーリV8ターボを搭載したこの新型モデルは、出力600cv、0-200km/h加速わずか10.8秒というパワーと俊足を誇る。同時に、リトラクタブル・ハードトップ、広いトランク、ゆとりある乗員スペース、そして小旅行に適した2つのリアシートといった数々の利点も備える最もパワフルなコンバーチブルである。
この新型モデルは、イタリア・リグーリア州リビエラの最も魅力的な街のひとつ、ポルトフィーノにちなんでネーミングされた。長年にわたりポルトフィーノは、エレガンスと唯一無二の気品あふれる景勝地の象徴として世界的に知られている街で、その名を冠した新型ポルトフィーノは、GTレンジで最も多用途性に優れたモデルである。
毎日のドライビングを楽しめるよう設計された新型ポルトフィーノは、低速走行中であっても、わずか14秒でベルリネッタ(クーペ)からオープントップ・スパイダーへと姿を変える。デザイン、性能、テクノロジーが高次元で融合したこのモデルは、あらゆるシーンに対応する特性を備えている。
フランクフルトモーターショーのフェラーリ・スタンドでは、2つの新色も発表された。
そのひとつは、ネーミングの由来となった美しい街に敬意を表した新色ロッソポルトフィーノ。
そして、もうひとつのカラーは、ヒストリック・フェラーリのボディ素材として使われていた軽金属を想起させるGrigio Alluminio Opaco(マット・アルミニウムグレー)だ。
この新色を纏った2台の新型ポルトフィーノの隣には、BluAmericaカラーのGTC4ロッソ、テーラー・メイド・プログラムの新3層グレーペイントで仕上げられた812スーパーファスト、そして華麗なロッソF1カラーのフェラーリ488GTBといった現行ラインナップが並ぶ。
また、テーラーメイド・エリアには、フェラーリの70周年を記念したカラーで仕上げられた488スパイダーがディスプレーされる。
この記念カラーは、かつてドミニカ共和国のジェントルマン・ドライバー、ポルフィリオ・ルビロサ氏が所有していた、ピニンファリーナ・ボディの1954年型フェラーリi500モンディアルスパイダーをイメージしている。
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