吉田由美/今井優杏の「自動車美人」(2/2)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
もっとクルマの楽しさを訴えて行きたい!
気に入っているポイントは、荷物が案外たくさん積めるところ。ケイマンはラゲッジスペースがほとんどなかったので、普段荷物が多い私は、本当に助かってます。
クルマは時代を映す鏡だと思うんです。カーデザインやボディカラーなどはファッションの流行にも似てますよね。同じように横に立つ人も時代を表すものを着ているべきだと思います。
たとえば私は『すべてシリーズ』(三栄書房刊・モーターファン別冊の雑誌)のモデルを20年やっていますが、当時の流行が手に取るようにわかる、歴史のアルバムでもあるんですよ。
ファッションとクルマがセットになってくれれば、もっと読者のみなさんも観る楽しみが増えると思いますし、結果クルマファンも増えると思うんです。そう思うのは私がモデル出身ということもあるかもしれません。
クルマが「10」だとしたら、乗る人によって「プラス5」にも「マイナス5」にもなるのがクルマの面白いところです。乗る人がスマートでオシャレだったら、たとえば近所の子供が『カッコイイな~、あんなクルマにいつか乗りたい!』って思ってくれる確率も上がるでしょう?いい意味で、チャラチャラしていることも時には大切ではないかと思います。
別にブランド物や高価なものや、バリバリ流行の最先端で全身キメるということではなくて、いつもの自分の服にプラスαで’今っぽさ’のテイストを取り入れただけだけでもグーンと見え方は変わりますよね。
だからクルマにはお金をかけるけど、服にはかけないっていう人を見たら、本当にがっかりしちゃう。みんなにファッションもがんばろう!と推奨したいです!
私、雑誌はエンターテイメントだと思っていますから、写真の映り具合や完成度にはかなり気を使います。なぜならそれは、従来のクルマ好きの人たち以外にも、クルマ雑誌を見てもらえるようになりたいから。そのための努力をしていきたいんです。
今クルマ好きはオタクとかキモイと言われているそうですが、それって私たちクルマ好きにとって悲しいし、寂しいことですよね。その対極が家電化したようなクルマを選ぶ人たち、つまりクルマを便利だから選んでいる人たち。
でも実はその中間層が一番多いと思うんです。スペックを覚えたりはしないけど、ドライブは大好き!みたいなね。私はそこの層にももっとクルマの楽しさを訴えていきたいし、見て楽しい誌面を提供していきたいんです。そのために「自分のやりたい仕事に合うクルマに乗る」ことは私のポリシーです。
『なんちゃってセレブのカーライフ』というブログをやっていますが、本当に“なんちゃって”にならないためには、それなりのクルマを選ぶことも大切だと思っています。だって中古の軽自動車に乗ってる人にフェラーリの話されても、説得力半減じゃないですか!?
クルマに対しては、私も新車の業界でご飯を食べさせてもらってるだけに、少し無理をしても出来る限りの頑張りをして、還元したいと思っていますね。
今井優杏の「取材後記」
独自の視点での記事にたくさんのファンがいらっしゃる由美さん。いつも華やかな雰囲気の裏側には、熱い“クルマ愛”に溢れていらっしゃったのですね!業界の先輩としてのお話もしていただいた今回の取材、とっても楽しくて勉強になりました!
吉田由美さんブログ
『なんちゃってセレブのカーライフ。』
http://www.hobidas.com/blog/rosso/yoshida/
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