【はたらくクルマ】トーイングトラクター ~JALの定時運行を支える、空港のはたらくクルマ Vol.2~(1/2)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:小林岳夫
飛行機の発着時に忙しく動き回る「はたらくクルマ」たち
羽田空港へ到着する国内便は、約50分後には別の目的地へ飛び立つと言う。そのため航空機がゲートへ到着し乗客が降りるタイミングで、様々な「はたらくクルマ」が機体の周りへと集まる。
今回、航空機の間近で到着~出発までを見せてもらったが、客室の下側にある貨物室から手荷物や貨物の入ったコンテナの積み下ろしを行なう「ハイリフトローダー」、航空機の後方にあるバラ積み貨物室から手荷物などの積み下ろしを行なう「ベルトローダー」、飲料水を補充する「ウォーターカー」、汚水を回収する「ラバトリーカー」、ゴミを収集する「トラッシュカー」、そして給油を行なう「給油車」など様々な働くクルマが活躍している。
◎参考:【はたらくクルマ】トーイングカー ~JALの定時運行を支える、空港のはたらくクルマ Vol.1~[2015年4月17日]
航空機の周りではたらくクルマの代表格「トーイングトラクター」
そんな航空機の周りで働くクルマの中で最も台数が多いのが、手荷物や貨物のコンテナやパレットなどを航空機からターミナルまで運ぶ「トーイングトラクター」(TT)だろう。
現在活躍しているモデルの多くは、フォークリフトの製造も行なうトヨタL&F製である。ボディサイズは全長3.6×全幅1.4×全高1.4mと軽自動車に近い2シーターのオープンモデルだが、車両重量は何と3.6トン。バンパーやフェンダー、パネルなどは厚いスチール製で構成されているが、これはトーイングカーと同様に車重をタイヤのグリップに活かすためである。
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